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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/04/20
- 出版社: 日本経済新聞出版社
- サイズ:20cm/293p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-532-35773-3
読割 50
紙の本
財政破綻後 危機のシナリオ分析
政府債務は増加を続け、人口減少は本格化する。財政破綻が起きたとき、日本に何が起きるのか。そこから、どう社会制度を立て直すのか。経済・財政、社会保障の専門家が、その「後」の...
財政破綻後 危機のシナリオ分析
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商品説明
政府債務は増加を続け、人口減少は本格化する。財政破綻が起きたとき、日本に何が起きるのか。そこから、どう社会制度を立て直すのか。経済・財政、社会保障の専門家が、その「後」の日本を緻密に分析する。【「TRC MARC」の商品解説】
○日本の債務はついに1,000兆円の大台を突破。いまや、財政破綻は「起きるか、起きないか」ではなく、「起きたらどうなるのか」「どう危機をしのぐのか」を考えるべき時に来ている。デフレが終わり、金利が上昇期を迎えれば、財政赤字問題が一気に悪化する懸念があるからだ。「財政破綻」が実際に起こったら日本経済は一体どうなるのか? どのような危機対応策をとるべきなのか。
○本書は、「財政危機時のトリアージ」、財政破綻後の「日本銀行の出口戦略」「年金改革」「公的医療と介護」「財政と成長政策」などの重要課題を取り上げ、日本経済・財政の再生への道を探る。
〇切迫した状況のもとで、国家の運営に支障を来さないように何をするのか、何を守り、どう再生するのか。政策の優先順位が厳しく問われるが、そのシナリオ分析は、財政破綻そのものを回避するための方策を考える上でもヒントを提供する。
○編著者の小林慶一郎氏はじめ、小黒一正(法政大学教授、財政・公共政策)、左三川郁子(日経センター主任研究員、金融政策論)、小林庸平(三菱UFJリーサーチ&コンサルティング経済政策部副主任研究員、公共経済学)、佐藤主光(一橋大学教授、財政)、松山幸弘(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹、社会保障)、森田朗(津田塾大学教授、行政学)と、経済・財政・社会保障の専門家が執筆。【商品解説】
目次
- 序 章 なぜ破綻の「後」を考えるのか?
- 第1章 人口減少時代の政策決定
- 第2章 財政破綻時のトリアージ
- 第3章 日銀と政府の関係、出口戦略、日銀引き受けの影響
- 第4章 公的医療・介護・福祉は立て直せるか?
収録作品一覧
なぜ破綻の「後」を考えるのか? | 1−9 | |
---|---|---|
人口減少時代の政策決定 | 森田朗 著 | 19−56 |
財政破綻時のトリアージ | 佐藤主光 著 | 57−107 |
著者紹介
小林 慶一郎
- 略歴
- 〈小林慶一郎〉経済学Ph.D.取得(シカゴ大学)。慶應義塾大学経済学部教授。専門はマクロ経済学、経済動学。
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紙の本
日本の将来を真剣に考察した書です!
2018/06/17 08:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日本の将来を真剣に考察した画期的な書です。現在、日本は経済の崖っぷちに立たされているといっても過言ではありません。少子化による人口減少、政府債務の増加など、どれを見ても経済にとって明るい兆しはありません。このままいけば、いつかは財政破綻してしまう可能性も非常に高い状況です。そうした中、我が国の著名な論客が、こうした最悪の事態をどう食い止めれることができるのか、また、どのような処方箋があるのかなど、日本の将来にとって必要不可欠とも言われる提案を出し合い、考察した待望の書です。