担当編集者は噓をつく （キャラ文庫 毎日晴天!）

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投稿者：ヒトコ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

秀と勇太の親子関係が確認され、その勇太も社会人になって、
秀も大人になったんだ、物語に一区切りついたと思っていたが、甘かった。

秀もだけど、大河が意外に問題を…。
私の中で完結したのか(？)と思っていた物語だが、
肝心の主役二人の問題が解決していなかった。
大河はもっと秀を導く人だと思っていたが、それは買いかぶりだったかな。
すまないね大河くん、もうひと頑張りしてください。
秀はやっぱり秀だし、二人ともまだ若いのね。

色々経験して成長していく子どもたちの方が大人に見える。
秀と大河はまだ若いと言ったが、子どもが巣立って、
二人の関係に向き合わざるを得たなくなった熟年カップルの様でもある。

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投稿者：るう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

今まで秀は欲の薄い人間なんだと思っていたが、とんだ勘違いでした。誰よりも手にした愛にまっすぐで貪欲。大河に恋人としての自分も作家としての自分も独り占めしてほしいんですよね
あの朴念仁の大河に一度は他人に任せたけど絶対にお前を取り戻す！的な事を言わせた秀の愛のエネルギーはものすごい。
今回、丁寧に複雑骨折した嫌がらせをされた児山先生、お疲れ様でした...。そして秀の新作のモデルにされそうな次男と龍、お気の毒。せっかく甘く真摯なやり取りがあったのにねえ。

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投稿者：kurage　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

秀が感情面で急成長して大暴走してたのが、巻き込まれた人たちは迷惑極まりないですが（いつものこと？）面白かったです。
一方大河が、まったく対応しきれていなくてぐるぐるしていたのが、対照的でした。
融通の利かない昭和のお父さんっぽいところがあるから、たまに忘れてしまうんですが、大河もまだ27歳（28歳？）の悩める青年なんだよな…って思うと、ぼんくらとか甲斐性なしとか呼ばれててちょっと気の毒でした。
が、そういわれてること自体は否定できない（笑）
編集長に直談判に行くシーンが大好きです！

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投稿者：R　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

久賀のふてぶてしさとか愛とか情熱とか可哀想さとか努力とか割り切りとかとてもいい感じです。一時的なキャラではなくまた出るようなので楽しみです。前は他のキャラに比べるとあまり何とも思っていなかった秀もどんどん面白くなってます。

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投稿者：Miko　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

『夫婦善哉～』は既読。あとがきにもあったけど大河が不憫な受難の巻。秀と久賀のやりとりが漫才みたいだよねー、当座さんてw最後のほうでやっと名前を覚えたみたいだけど。担当替え後大河を巡るバトル勃発！？秀の児山への暑中見舞が怖すぎ、ホラーだよ。秀が一方的なのかと思えば、児山も返しません！て大河はモテモテだね(？)大きな賞を取れば大河を取り返すことができると、文芸小説を書く気満々の秀、龍と明信に着想を得た恋愛小説は是非読んでみたい。「ぐずぐずしてる恋人たち」て秀も人の事は言えないような。久賀の話も読みたい。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

大河と秀の関係はシリアスなのにシリーズで一番笑った一冊
宇宙から来たSF小説家の被害者の会の帯刀家の会話は、話がコロコロ転がっていても決して下品じゃないのに可笑しくて、何度噴出したか
もう一人の被害者であり、秀の帯刀家以外の人類の(もしかしたら唯一の)友人である達ちゃんと秀の会話も同じだし
大河の担当している作家・児山の会話も笑える
秀が人間になって来た、というと失礼だけど世界から薄皮を挟んでひとり存在していたような秀が、人類が存在している場に人類の存在を意識して立った、そんな感じに思える
成長なのだろう、進化と言ってもいい、それを大河は久賀が成しえたと思っているが違うだろうと言いたい
30歳を前にまだ大人になり切れていないと思うべきか、まだ成長していると思うべきか
次巻が楽しみだ

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投稿者：るう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

SS目当てで毎度電子版も購入してしまいます（涙）
今回のSSの主役は達也。帯刀家の面々に翻弄されてます（笑）
龍に関しては達也が心配するような事にならないといいな...。