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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2018/04/12
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 光文社文庫
  • サイズ:16cm/501p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-77628-2

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火星に住むつもりかい? (光文社文庫)

著者 伊坂幸太郎 (著)

仙台を取り締まる「平和警察」の管理下、住人の監視と密告によって危険人物と認められた者は、衆人環視の中で刑に処される。そんな不条理渦巻く世界で窮地に陥った人々を救うのは、全...

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火星に住むつもりかい? (光文社文庫)

税込 858 7pt

火星に住むつもりかい?

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火星に住むつもりかい?

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商品説明

仙台を取り締まる「平和警察」の管理下、住人の監視と密告によって危険人物と認められた者は、衆人環視の中で刑に処される。そんな不条理渦巻く世界で窮地に陥った人々を救うのは、全身黒ずくめの「正義の味方」、ただ一人。【「TRC MARC」の商品解説】

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紙の本

火星に住めたら

2020/05/06 21:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり。


タイトルを見たときはSF要素のある作品なのかと思ったけれど、違った。
とても面白かった!

『世の中は良くなったりしないんだから。それが嫌なら、火星にでも行って住むしかない』

という台詞が作中に出てくるのだけど、本当にその通りだな、と。 
嫌だ嫌だと文句を言っているだけでなにも行動しないのは、本当に無意味で、
嫌ならどこかに行ってしまえばいいというのは極論なのかもしれないけれど、
無意味なよりずっと有益だ。
でもそんな嫌な世の中でも、いま間違いだと思うことを変えていこうと動いている人たちもいる。
そういう人たちに文句を言う権利は誰にもなくて、でも賛同する必要もないのだけど、私は応援したくなった。
まさかの刑事部長が真壁と同士だったことに驚きと共に嬉しさも込み上げた。
真壁は生きているだろうとは思ったけど、見事に伏線回収していくから読んでいてとても気持ち良かった。

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紙の本

"平和警察"に象徴される監視社会への警鐘

2018/09/10 19:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Buchi - この投稿者のレビュー一覧を見る

"平和警察"は現代の魔女狩りを繰り広げ、読んでいて気持ちが暗くなってきます。
しかしそこは伊坂の作品、ハラハラドキドキの展開も用意されていて最後まで読ませてくれます。
ラストはスッキリとハッピーエンドというわけではありません。「振り子が行ったり来たりするように、いつだって前の時代の反動が起きて、あっちへ行ったり、こっちへ来たりを繰り返すだけだよ」と作中にあるように、平和警察もあちら側からこちら側へと行ったり来たりするだけなのでしょうか?これからどうなるのでしょう、平和警察....

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紙の本

読みづらかった・・・

2018/11/14 10:19

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きょん - この投稿者のレビュー一覧を見る

現実の生活で不条理を経験している私には少し、読み進めるのがしんどかったです。テレビドラマのように、弁護士はかっこよく弱いものを守るのではなく、単に法律を守るだけなのだということを実感させられた経験があるので・・・。法律という盾をもち、鎧を着て守られている人を相手には誰も勝てない。不条理がまかり通り、えん罪なのにそれを証明する術もなく、簡単ににさらし者にされて命を奪われるなんてあっていいものか・・・物語は様々な伏線を貼りながら何人かの視点ですすみます。結果的に色々と考えさせられたりもしますが、結論としてそれが良いとか悪いとかは評しがたいです。いっきに読んだ方が、ドラマ性を感じられる作品だと思います。

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紙の本

平和の名の元に

2020/11/04 14:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

平和警察に支配された近未来の仙台が妙にリアルです。監視社会に警鐘を鳴らしつつ、お得意のどんでん返しも見せてくれました。

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紙の本

SF小説ではないけれど・・・

2018/11/09 10:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

正義の味方を気取って人助けをするといった、社会の矛盾や世の中の理不尽さに成り行き任せの思い付きで行動することが若気の至りなのか、それとも偽善なのか。スピード感と共に、人が生物として生きていくことを考えさせてくれる書。

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電子書籍

さすがに市民も気づくのでは?

2021/10/31 05:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夜明け - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレ含みます。

全体的なストーリーは面白かった。
ところどころ現実ではあり得ないところもあるがファンタジーとして受け取れた。
前半は暗いが、読み進めるにつれて引き込まれた。

ただ終盤の広場での平和警察のやり方はどうしても違和感があった。表では警察として市民に信頼されているはずだが、完全に堂々と悪役。
黒いツナギの若者を人質に取るのはどうなんだろう。本当の危険人物であるならば、それに乗らないだろうし、その突発的なやり方にさすがに市民たちは反発するはずだと思った。

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紙の本

タイトルのイメージと違った

2020/08/02 08:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かのま - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルからたのしいSFを想像していたので、読み始めて、心がだんだん重くなりました。
とりあえず、最後まで読んで、一つの結末を見届けることができたので、救われました。

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紙の本

伊坂作品にしては・・・

2018/06/11 08:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る

伊坂幸太郎氏の本は、ほとんど読んでいる。
この本も楽しませてもらった(物語自体は、楽しくない場面も多々あるが)。

例によって、伊坂印によるチャプター構成。
最初は、よくわからなかった床屋でのチャプターが、あんなに重要な意味をもっているとは・・・。

でも、これまでの伊坂作品と比べて、爽快感とか「やられた」感のようなものが薄かったような気がした。

武器の設定も、かなり無理があるようにも思えたし・・・。

ちょっと期待感が大きすぎたのかもしれない。

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紙の本

伊坂幸太郎ファンでした

2018/06/07 22:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

初期のころのあの流れるような張り巡らされた伏線とその解決への怒涛の展開の洒脱な感じがずいぶんと好きでした。いつしか政治ネタなど増え、作者にはいろいろ思いがありそれを表現せずにはいられないのだろうということが伝わってきました。
さて、本作、現代(近未来?仙台市が舞台)における魔女狩りを描いています。これはこれでまあ達者な作品ですが、伊坂さんにはもっと抜けるような洒脱な小説を書いてほしいと思うのでした。

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紙の本

難しい。

2024/04/13 19:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:恵恵恵 - この投稿者のレビュー一覧を見る

人物が多くて難しい。結局誰が誰で誰がどうにかなったのかよくわからなかった。最初から誰がどんな状況になってるのか全然わからなかった難しい。楽しくなかった。磁石もよくわかんない。名前もパッとしないみんな普通でカッコイイキャラもいなかった。安全区域の設定もよくわかんない。敵味方の区別もつかないまま終わった。

小林多喜二のくだりはいいこと書いてあった。国家警察が悪といえば悪で事実といえば事実。法改正までが速すぎるって今みたい。もっと言ってほしい。

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紙の本

火星に住むつもりかい

2018/07/18 15:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kyon - この投稿者のレビュー一覧を見る

題名からして、摩訶不思議な物語かと期待したが・・・思うほどの感動は無かった。あまりに独善的な物語という感じがしたのが残念・・・違う物語から読んだ方が良かったかなぁ・・・オバサン年代には意外に面白味は感じられなかった。

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2021/06/12 02:58

投稿元:ブクログ

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2019/10/19 23:32

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2018/06/05 21:53

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2018/05/03 11:35

投稿元:ブクログ

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