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商品説明
八咫烏の一族が支配する異世界・山内。壮大な歴史の流れの中、語られなかった人気キャラクターたちの過去と恋愛を描いた、「しのぶひと」など全6編を収録する。『オール讀物』掲載に書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
八咫烏外伝 烏百花 蛍の章
累計85万部に育ったヒットシリーズの番外作品集。第一部全6巻の壮大な歴史の流れの中、キャラクターたちは一方でどんな人間関係を結び、どんな風に育ち、事件の裏側でなにを思っていたのか。本編で描かれることがなかったそれぞれの物語には、著者ならではの深い人間観、切れ味鋭くキラキラした直球の感動と展開が満ちています。
オール讀物に一編ずつ掲載され、電子書籍でも快調な売り上げを記録する4編「しのぶひと」「ふゆきにおもう」「すみのさくら」「まつばちりて」に加え、ファンの間でも熱い関心の的である二人の恋愛の萌芽を描く「わらうひと」、シリーズ人気沸騰の立役者・雪哉と若宮が軽妙なやりとりを展開する「ゆきやのせみ」の二編を書き下ろします。
後に控える「第二部」の前に、ファンには喉から手が出るほど魅惑的な短編集となることはもちろん、本編を読んでいない人にも、異世界が舞台のリアルで鮮烈な人間ドラマ集として強くアピールできるはず。天才・阿部智里の世界を知る格好の一冊です。【商品解説】
収録作品一覧
しのぶひと | 9−50 | |
---|---|---|
すみのさくら | 51−97 | |
まつばちりて | 99−150 |
著者紹介
阿部智里
- 略歴
- 〈阿部智里〉1991年群馬県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。「烏に単は似合わない」で松本清張賞を史上最年少受賞。ほかの著書に「烏は主を選ばない」「黄金の烏」など。
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紙の本
雪哉にも読ませてあげたい
2020/04/06 10:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「冷徹で、ひねくれていて意地悪で、
そして何より、愛情深い」だなんて、
母子そっくりじゃないですか!
いつか雪哉に冬木の想いが伝わって、
誰かを恋しく思える日が来るといいなあ。
紙の本
本編よりも面白いかも。
2019/11/15 10:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編ではあまり出番のない大紫の御前、自分の人生で得られなかった仕合せを得ようとする部下の女性に抱く感情に慄かされる。
複雑な構成を持つ本編に比べて気軽さがある。この登場人物はこんな背景を持っていたんだと判明してきて、贔屓がしっかり描かれていると本編よりも面白いかも。
紙の本
八咫烏シリーズ
2018/05/31 18:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
八咫烏シリーズの短編集。
短編だからこそそれぞれ濃密なキャラの魅力が描かれていてファンには楽しい一冊です。
紙の本
いろんなキャラの背景がわかった
2021/10/17 17:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のほほんと - この投稿者のレビュー一覧を見る
すっかりご無沙汰していたシリーズで、思い出しながら読みました。
いろいろなキャラのエピソードと本編がリンクして、新たな発見がありました。
電子書籍
雪哉が
2020/05/09 09:21
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
可愛い!
本編ではすっかり一人前になってしまって
頼しすぎるようになっちゃいましたが、
チビ雪哉の可愛いところがのぞけます。
電子書籍
続きが待ちきれない
2020/04/30 21:35
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投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
八咫烏シリーズの外伝。去年?出るとされてた第2部はいつ出るんだろう…。短編集だがひとつひとつの話が強烈で、山内に住まう八咫烏たちがますます愛おしくなる。最初の話が「しのぶひと」最後の話が「わらうひと」で、おっこれは進展するのか?と思いきやもどかしい状態が続く。どうあっても結ばれないのだろうか?山内が滅ぶとわかっているのならもう家柄なんて気にせず好きな人と過ごしてほしい、と思ってしまうのだが。まだ”ますほ”の気持ちは恋愛感情に達していない?一体どれだけもどかしい思いを読者にさせたら気が済むんだろう!
紙の本
人物が掘り下げされている
2020/01/25 20:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KKKKK - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛ものがメインの外伝短編集。
本編のどこで登場した人物なのか全く思い出せなかったのだが、「まつばちりて」が印象的だった。せつない話。
紙の本
おもしろくてやがてかなしゅう、それがうまい。
2019/04/12 19:12
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
八咫烏シリーズ外伝ということで手に取ったが、……いやあ、キャラクターを泣かせて笑わせるうまさはさすが。
「ゆきやのせみ」で二人のやりとりに腹を抱え、「しのぶひと」と「わらうひと」の呼応に舌を巻く。
個人的には「まつばちりて」が嫋々と沁みた。
紙の本
あの人、この人のエピソード
2018/08/25 20:40
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編では語られない、登場人物たちのエピソードの短編集。
子供の頃の話、あの後の二人、あの子の恋愛観・・・などなど。
本編のこれからも楽しみなる外伝でした。
紙の本
小さくて大事なエピソード集
2018/08/17 19:09
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作で突然真朱の薄が雪哉を想っているという話が出て唐突感があったが今回の話を読んで納得。生みの母親の事を誤解している雪哉の結婚観は歪みきってるからいい方向には行かないだろうが。
今回一番切ないエピソードは「まつばちりて」出会う場所が、立場が違えば幸せになれたかもしれない二人が悲しい。
紙の本
物語の隙間
2018/05/16 11:27
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投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーの中にはめ込むには、ちょっと逸脱するエピソードを集め、
人々の関係がより深く見える短編集。
面白く読めたけど、もう少し書き込んで欲しかったかも?