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紙の本
機巧のイヴ 2 新世界覚醒篇 (新潮文庫)
著者 乾緑郎 (著)
新世界大陸の都市ゴダム。万博の利権を巡る人々の争いが繰り広げられる夜、パビリオン「十三層」の頂上で機巧人形・伊武が永の眠りから目覚めた。機巧と人間。本当の“心”を持つ者は...
機巧のイヴ 2 新世界覚醒篇 (新潮文庫)
機巧のイヴ―新世界覚醒篇―(新潮文庫)
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商品説明
新世界大陸の都市ゴダム。万博の利権を巡る人々の争いが繰り広げられる夜、パビリオン「十三層」の頂上で機巧人形・伊武が永の眠りから目覚めた。機巧と人間。本当の“心”を持つ者は誰か? 『yom yom』連載を文庫化。【「TRC MARC」の商品解説】
「あなたは、どなた?」少年が彼女の冷たい体を抱きしめるとき、運命の歯車が廻り始める──。1892年、万博開催を翌年に控え、空前の賑わいを見せる新世界大陸の都市・ゴダム。万博の利権を巡る人々の争いが繰り広げられる夜、パビリオン「十三層」の頂上で、機巧人形・伊武が永の眠りから目覚めた。機巧と人間。本当の“心”を持つ者は誰か? 未曾有の世界に魂が震えるSF伝奇小説の傑作!【商品解説】
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紙の本
タイトルの勝利
2018/07/21 22:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「新世界覚醒篇」
なんとも燃えるタイトル。
内容的には世界観紹介かな。
現実の万博での電力闘争を交えながら。
巧妙に現実と空想が交錯して、
独自の世界観へ連れていってくれる。
このあとの展開に、期待を持たずにはいられない。
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新たな展開へのアプローチ
2018/06/27 19:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作が最高に面白かっただけに、やや期待外れの感が否めない。連作短編から長編になったことでスケールは大きくなったものの、“キレ”が無くなったとでも言うか…。
物語に奥行きを与えるのに役立っている半面、冗長にも思えるエピソードが「伊武」のストーリーを薄めている気がする。前作で構築した世界観やディティールが見事すぎるだけに残念。
ただ、伏線も幾つか見られるから、続編には今作を待ち続けた以上の期待を寄せてしまう。
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「機巧のイヴ」シリーズ第二弾
2018/10/10 08:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作から約百年後を描いた、正統な続編。なので、まず「機巧のイヴ」を読むことをおすすめします。
時代設定は、さらに架空の度合いが増している感じ。格闘技の馬離衝(バリツ)!とかシャーロック-ホームズの世界も少し入っています。
本作の舞台は、(何暦か分かりませんが)1892年、「新世界大陸」でのゴダム万国博覧会。
前作は機巧(からくり)の謎を主軸とした伝奇小説あるいは時代小説でしたが、本作は冒険活劇風で少し猟奇的です。
十分おもしろかったのですが、少しストーリーが間延びした感じがするのと、異なる時間軸のストーリーが語られるとき転換が分かりにくい面がありました。
しかし、また続編が出たらぜひ読みたいと思います。
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長くなった分だけ…
2018/09/08 10:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の連作集は、なかなか刺激的で楽しく読めた。
新作が出たと聞いてすぐに購入し読了したが、文章が長くなった分だけ焦点がぼけてしまい、主人公であるべき「伊武」が全く輝いていない。
おまけに猟奇的な描写が多くて、途中気持ち悪い想いを感じたことも何回か。
それでも、労働探偵「日向」や訳ありの「八十吉」など愛すべきキャラは生き生きとして描かれており、最後は楽しく読み終えることが出来た。
また、「天帝」の行方があれなのも、「さては更なる続編が来るな」と楽しみを残していただいて、なかなかよく出来ていると思う。