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紙の本
美貌のひと 1 歴史に名を刻んだ顔 (PHP新書)
著者 中野京子 (著)
絵画のなかの美しい人たちは、なぜ描かれることになったのか。ラファエロ「小椅子の聖母」、パブロ・ピカソ「夢」など40の名画を中心に、美貌の奥に潜む秘められたドラマを読み解く...
美貌のひと 1 歴史に名を刻んだ顔 (PHP新書)
美貌のひと
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商品説明
絵画のなかの美しい人たちは、なぜ描かれることになったのか。ラファエロ「小椅子の聖母」、パブロ・ピカソ「夢」など40の名画を中心に、美貌の奥に潜む秘められたドラマを読み解く。『PHPスペシャル』連載を加筆修正。【「TRC MARC」の商品解説】
絵画のなかのあの美しいひとは……。美が招くのは幸運か破滅か。ベストセラー作家が、気になる名画の奥に潜む人間ドラマを読み解く。【商品解説】
絵画のなかのあの美しいひとは誰か――ベストセラー作家が、気になる名画をわかりやすく解説。絵の奥に潜む人間ドラマを読み解く。 【本の内容】
絵画のなかのあの美しいひとは誰か——ベストセラー作家が、気になる名画をわかりやすく解説。絵の奥に潜む人間ドラマを読み解く。【本の内容】
著者紹介
中野京子
- 略歴
- 〈中野京子〉北海道生まれ。作家・独文学者。著書に「名画で読み解くハプスブルク家12の物語」「はじめてのルーヴル」など。
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紙の本
美貌とは
2021/09/11 21:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:calimero - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の絵画とタイトルに惹かれて購入。
美貌というから女性だけだと思っていたら、男性も数人いました。
神話の神様や貴族、芸術家など様々な人が登場します。
1作品数ページでほど良い文章で読みやすいです。
美貌の基準は時代背景や人それぞれ違うので、「これが美貌なの?」思う人も数名います。
美貌の人なのに、マセイスの「醜い公爵夫人」が載っていたのは「なぜ?」と思いましたが、中野先生の文章に「こういう考え方もあるのか」と思いました。
個人的には、作曲家のリストが一番の発見でした。名前は知っていたけど肖像画を見たのは初めてなので、まさに美貌の人だと思いました。(個人的意見ですが)
第二弾が出版されているようですので、そちらも読んでみたいと思います。
紙の本
興味深い
2020/09/04 09:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
美貌の人が描かれた絵画から、その時代背景やその人物像まで興味深く書かれています。
退屈しないでさっと読める本です。
紙の本
画家の主観を解説
2018/08/16 11:31
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
中野京子氏の書籍は、出版されたらほぼ読んでいる。
最初の衝撃「怖い絵」シリーズや「王家」シリーズが、絵画の解説はもとより歴史や歴史上の人物への従来にない視点での評価など、知的刺激満載だからだ。
本書「美貌の人」はバラエティーパックのような感じだ。玉石混淆の感あり。
肖像画や神話・聖書などの歴史画に現れた女性が描かれたものを取り上げる。
モデルは果たしてどんな顔だったのか・・・いつもおもうが、本書では、モデルの写真も一部取り上げられて、好奇心を満足させる。
とくに、感心したのが「ユーディトと次女」の解説。旧約聖書に登場する救国の未亡人ユーディトが敵将の首を切り落とした場面を当時は珍しい、女性画家描いたもの。他の宗教画とは違い、太々しいほど猛々しいユーディトが描かれている。画家は当時では珍しくレイプ裁判をたたかったその人なのだ。だからこそのユーディトの描写なのだ。
さらにもう一つ紹介。キュビズムの手法で女性たちを描いたピカソ。ピカソの派手な女性関係は有名だが、キュビズムなので、一体どんな女性たちだったのか本当の顔はわからない。本書で取り上げられる「夢」のマリーテレーズ。マリーテレーズの性格や雰囲気、ピカソがマリーに感じていた愛情が絵の線に現れている。そして絵の中の秘密も明かされる(読んでみてね)。ピカソ、あくまで雄としてマリーを愛したんだな・・・ということがわかる。
絵画は写真とは違う。画家の主観が盛り込まれているから面白い。でも、解説されなければわからないよね。そこを解説してくれる部分が面白かったな。
紙の本
眼の保養にも
2019/10/09 13:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
美貌の人の絵画ということで目の保養にもなります。ダイアナ妃の遠いご先祖の話が面白かったです。絵も大きく載っていて見やすいです。
紙の本
美しき方の人生
2018/08/31 21:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
美は力だなあと実感させられる一冊。そしてその力が通用しない時は...一番印象的だったのは伯爵夫人ジョージアナの人生。彼女の美しさに夫だけが無反応だという...。伯爵家を巡る面々のぐちゃぐちゃな関係を見続けた伯爵の跡取りが結婚しなかったのもわかる気がする。
電子書籍
名画
2019/01/24 17:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
名画のいろいろなエピソードを面白く紹介しています。
絵画に造形のない人間が読んでも十分面白いですよ。
電子書籍
美しさ
2020/05/09 20:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
美しさで、不幸になってしまった話などは、時代的なものが大きいので、かわいそうだなと感じました。読みやすい。
紙の本
美貌
2020/02/08 14:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
美貌のひとには、美しいというだけで有無を言わさず惹きつけられるものがある。本書で紹介された中で、ティータイムしているロシアの商人の妻が良かった。マツコデラックスみたいですごくかわいい。恰幅の良さが幸せの証なのかも、と思ってしまった。
電子書籍
美貌
2019/05/21 07:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
この絵のモデルさんは何故モデルになったのか。いろいろと考えてみると、想像力が膨らんで、おもしろかったです。
紙の本
美貌
2019/04/16 12:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中野京子さんの著書は、とにかくわかりやすい。素人が難しいと感じる部分を把握してくれている。美貌の人は誰なのか。