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変愛小説集 日本作家編 (講談社文庫)
著者 岸本 佐知子 (編),小池 昌代 (著),星野 智幸 (著),津島 佑子 (著),川上 弘美 (著),多和田 葉子 (著),本谷 有希子 (著),村田 沙耶香 (著),吉田 知子 (著),深堀 骨 (著),安藤 桃子 (著),吉田 篤弘 (著)
動物由来の細胞からヒトが生まれる世界、藁でできている優しい夫、男女3人で行う「正しいセックス」…。川上弘美、多和田葉子、津島佑子ら豪華執筆陣が、奇妙で純粋で狂おしい愛のか...
変愛小説集 日本作家編 (講談社文庫)
変愛小説集 日本作家編
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商品説明
動物由来の細胞からヒトが生まれる世界、藁でできている優しい夫、男女3人で行う「正しいセックス」…。川上弘美、多和田葉子、津島佑子ら豪華執筆陣が、奇妙で純粋で狂おしい愛のかたちを綴った愛の物語全11編を収録する。〔2014年刊の一部改編〕【「TRC MARC」の商品解説】
変てこだったりグロテスクだったり極端だったりする、究極に純度の高い愛のアンソロジー。人気作家勢揃い! ●川上弘美●多和田葉子●本谷有希子●村田沙耶香 ●吉田知子●深堀 骨●安藤桃子●吉田篤●小池昌代●星野智幸●津島佑子
気鋭の翻訳家、岸本佐知子氏が「変な愛」を描いた小説ばかりを集め訳したアンソロジー。翻訳アンソロジーとしては異例の人気シリーズとなった、前作に続く日本版。
「変愛は純愛。日本の作品にも、すばらしい変愛小説がたくさんあることに気がつき」、「ここ日本こそが世界のヘンアイの首都であると思え」たという岸本氏が選んだ、現代の恋愛小説の名手による、変てこだったりグロテスクだったり極端だったりする、究極に純度の高い愛のアンソロジー。
「形見」 川上弘美
「韋駄天どこまでも」 多和田葉子
「藁の夫」 本谷有希子
「トリプル」 村田沙耶香
「ほくろ毛」 吉田知子
「逆毛のトメ」 深堀 骨
「カウンターイルミネーション」 安藤桃子
「梯子の上から世界は何度だって生まれ変わる」 吉田篤弘
「男鹿」 小池昌代
「クエルボ」 星野智幸
「ニューヨーク、ニューヨーク」 津島佑子【商品解説】
目次
- 形見 川上弘美
- 韋駄天どこまでも 多和田葉子
- 藁の夫 本谷有希子
- トリプル 村田沙耶香
- ほくろ毛 吉田知子
- 逆毛のトメ 深堀 骨
- カウンターイルミネーション 安藤桃子
- 梯子の上から世界は何度だって生まれ変わる 吉田篤弘
- 男鹿 小池昌代
- クエルボ 星野智幸
収録作品一覧
形見 | 川上弘美 著 | 13−29 |
---|---|---|
韋駄天どこまでも | 多和田葉子 著 | 31−53 |
藁の夫 | 本谷有希子 著 | 55−74 |
著者紹介
岸本 佐知子
- 略歴
- 1958年生まれ。’96年「蛇を踏む」で芥川賞、’99年『神様』でBunkamuraドゥマゴ文学賞と紫式部文学賞、’00年『溺レる』で伊藤整文学賞と女流文学賞、’01年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、’07年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、’15年『水声』で読売文学賞、’16年『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞を受賞。
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おかしくて切ない。
2020/03/30 15:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
変な愛を描いた短編集の日本作家版。ディストピアや新しい世代の愛の形、民俗学の体で提示される人間の生態。それぞれが奇想天外な設定があり、切なく展開していく。
深堀骨の『逆毛のトメ』は出色。
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愛の十人十色
2021/03/05 00:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
夫婦の日常に侵入してくる異端を捉えた、本谷有希子の短編は流石です。肉体的な性別を越えた、村田沙耶香の「トリプル」も衝撃的でした。
電子書籍
奇妙な作品集
2019/01/25 19:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛ではなく変愛。
いずれも一筋縄では奇妙な作品の数々。
残念ながら私には合わなかった。