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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/05/28
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/387,57p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-08712-0
- 国内送料無料
紙の本
東京裁判 第二次大戦後の法と正義の追求 新装版
著者 戸谷 由麻 (著)
検察局の内部資料など広範な史料を読み込み、多角的な分析から新しい東京裁判観を提示。「天皇免責はマッカーサーの決断だった」「日本軍の対アジア人戦争犯罪はまったく裁かれなかっ...
東京裁判 第二次大戦後の法と正義の追求 新装版
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商品説明
検察局の内部資料など広範な史料を読み込み、多角的な分析から新しい東京裁判観を提示。「天皇免責はマッカーサーの決断だった」「日本軍の対アジア人戦争犯罪はまったく裁かれなかった」という戦後の「神話」を解体する。【「TRC MARC」の商品解説】
結審から60年目の2008年は、死刑判決の下ったA級戦犯7名の死刑執行60年目でもある(12月23日)。
東京裁判は「勝者の裁き」だった。これは事実であり、私たち日本人にとっては、新たな視点の導入は容易ではない。一方、国際人道法の世界的な潮流が水嵩を増しており、東京裁判の判決は判例として、実際にその発展に貢献している。
著者はアメリカで教鞭をとる若く気鋭の研究者。司法的事件としての裁判に注目して検察局の内部資料その他を広く読み込み、ニュルンベルク裁判との比較も重視しながら、多角的な分析・再評価を可能にした。さらに、「長い戦後」を経て通念と化した神話――天皇免責はマッカーサーの決断だった、あるいは、日本軍の対アジア人戦争犯罪はまったく裁かれなかった――を解体する。
アメリカで出版した意欲作を、みずから翻訳・再編集して日本の読者に問う。【商品解説】
東京裁判は「勝者の裁き」だった。これは事実であり、私たち日本人にとっては、新たな視点の導入は容易ではない。一方、国際人道法の世界的な潮流が水嵩を増しており、東京裁判の判決は判例として、実際にその発展に貢献している。
著者はアメリカで教鞭をとる若く気鋭の研究者。司法的事件としての裁判に注目して検察局の内部資料その他を広く読み込み、ニュルンベルク裁判との比較も重視しながら、多角的な分析・再評価を可能にした。さらに、「長い戦後」を経て通念と化した神話――天皇免責はマッカーサーの決断だった、あるいは、日本軍の対アジア人戦争犯罪はまったく裁かれなかった――を解体する。
アメリカで出版した意欲作を、みずから翻訳・再編集して日本の読者に問う。【本の内容】
目次
- まえがき
- 序章 なぜ今東京裁判か
- 第一章 ニュルンベルクから東京へ
- 第二章 裕仁天皇の起訴をめぐって
- 第三章 東条その他の主要戦犯容疑者
- 第四章 戦争史をどのように語るか
- 第五章 戦争犯罪に対する指導者責任
- 第六章 南京事件と泰緬「死」の鉄道
- 第七章 日本軍残虐行為の記録
- 第八章 初期の裁判研究家たち
著者紹介
戸谷 由麻
- 略歴
- 〈戸谷由麻〉東京生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で博士号取得(歴史学専攻)。ハワイ大学マノア校の歴史学部教授、スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員。著書に「不確かな正義」など。
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