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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/04/25
- 出版社: NHK出版
- サイズ:19cm/338p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-14-081738-4
読割 50
紙の本
4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した
著者 マイケル・ボーンスタイン (著),デビー・ボーンスタイン・ホリンスタート (著),森内 薫 (訳)
1940年にドイツ占領下のポーランドに生まれたマイケルは、ゲットーや収容所暮らしを余儀なくされた後、わずか4歳でアウシュヴィッツに送られた。彼はなぜ、生き延びることができ...
4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した
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商品説明
1940年にドイツ占領下のポーランドに生まれたマイケルは、ゲットーや収容所暮らしを余儀なくされた後、わずか4歳でアウシュヴィッツに送られた。彼はなぜ、生き延びることができたのか−。最年少の生還者がつづった実話。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
マイケル・ボーンスタイン
- 略歴
- 〈マイケル・ボーンスタイン〉1940年ドイツ占領下のポーランド生まれ。子ども時代にホロコーストを体験。学校や他の機関でホロコースト体験について講演を行っている。
〈デビー・ボーンスタイン・ホリンスタート〉マイケル・ボーンスタインの娘。
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貴重な語り
2020/06/10 22:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eichhoernchen - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラジオ番組「荻上チキ Session-22」でこの本の存在を知りました。
「僕」のダイアローグとして、家族や知人の記憶をベースに、物語形式で描かれており、本としてはとても読みやすかったです。一つ一つのエピソードは目を逸らしたいものばかりで、残酷で、信じ難く、時に感動的で、はやる気持ちでページを読み進めました。
時折り筆者の解釈が加えられていますが、見たり感じたり実際に体験した事実が述べられているに過ぎないので、その先の理解、分析は、読者に委ねられているという印象です。単なる個人の物語として消費するのではなくて、この本を執筆するきっかけとなった筆者の動機、怒りをよく理解し反芻して、未来の平和につなげなければいけないと感じました。
筆者の癖なのか英語本の癖なのかわかりませんが、先の展開をほのめかするような表現が多いのは、本の構成として個人的にはあまり好きではなかったです。
本に載せられなかった資料として、NHK出版のサイトで写真などの資料が見られるのがとても良いと思いました。その当時の家族の豊かな服装と、そこから起こる過酷な体験へのギャップが非常に大きく感じられ、写真資料を通して本の内容についてより深く考えるきっかけになりました。