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真夜中乙女戦争
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2018/04/28
  • 出版社: KADOKAWA
  • サイズ:20cm/311p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-896241-4

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紙の本

真夜中乙女戦争

著者 F (著)

東京で一人暮らしを始めた大学1年生の「私」は、図書館横の喫煙所で見知らぬ男と出会う。それは、これから起こること−悪戯、銅像破壊工作、大学破壊工作、暴動、そして東京破壊計画...

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真夜中乙女戦争

1,404(税込)

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商品説明

東京で一人暮らしを始めた大学1年生の「私」は、図書館横の喫煙所で見知らぬ男と出会う。それは、これから起こること−悪戯、銅像破壊工作、大学破壊工作、暴動、そして東京破壊計画−つまり、最悪の始まりだった。【「TRC MARC」の商品解説】

愛って、なんだ。永遠って、なんだ。眠れない夜は、どうすればいい。
この退屈は、虚しさは、どうすればいい。
どうせ他人になるのに、どうして私たちはどうでもいい話をしたがるのだろう。

どうせ死んでしまうのに、どうして今こうして生きているんだろう。
死ぬまでに本当にやりたかったことって、一体なんだったのだろう。

この春、青春小説史上、恋愛小説史上、犯罪小説史上、
最高に過激で孤独、そして正しく、美しい夜更かしが始まる。

著書累計、20万部突破。この一冊が、すべての絶望を紙屑にする。

         ***

友達はいない。恩師もいない。恋人もできない。好きな人の好きな人は私ではない。夢も趣味も特技もない。InstagramもTwitterもYouTubeもくだらない。なにもかもが眩しく、虚しく、どうでもいい。
東京で一人暮らしを始めた大学一年生の「私」は、夜になっても眠ることができない。やりたいこともなりたいものもなく、無気力な日々の中、「私」はサークルに入り冷酷で美しく聡明な「先輩」と出会う。しかし彼女一人を除いて誰とも馴染めず、すぐそのサークルとも疎遠となる。そんな「私」を唯一潤わしたのは、毎晩のように東京タワーの近くまで歩いて行き、毎晩のようにタワーだけを眺め続ける、そんな無意味な行為だけだった。 講義にもサークルにも行かず、散歩をするか、あるいは図書館で勉強を続けるだけの生活に半ば絶望していた夜、図書館横の喫煙所に佇んでいると見知らぬ男が「火、ある?」と声を掛けてきた。
この男との出会いが、これから起こることのすべて―悪戯、銅像破壊工作、大学破壊工作、暴動、そして東京破壊計画―つまり、最悪の始まりだった。一方、「私」と「先輩」の距離はだんだんと接近していく……。
【商品解説】

目次

  • 第一章 星にも屑にもなれないと知った夜に
  • 第二章 携帯を握り締めても思い出はできない
  • 第三章 誰でもいいから傷つけたかった、傷つけられたかった
  • 第四章 君も一人かと夜は言った
  • 第五章 愛は脅迫状
  • 第六章 寂しいって言ったら死刑になる星で
  • 第七章 悪い恋
  • 第八章 美しくない街の、美しくない夜の、美しい私たち
  • 第九章 ふたりきりにはなれないふたり
  • 第十章 おまえに好かれるために生きてる訳がねえだろ

著者紹介

略歴
〈F〉神戸出身。著書に「いつか別れる。でもそれは今日ではない」がある。

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

出会えてよかった

2018/05/19 20:33

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:K - この投稿者のレビュー一覧を見る

ひとりの青年が幾夜の末に自分の伏線を回収し、生きてきたことと和解する物語、というふうに私は読んだ。
主人公のように学生の頃、ひたすら夜の東京を歩き回ったことを思い出す。主人公と違って私は女だった。この比較的安全な東京でさえ、女性の夜のひとり歩きは危なくないとは限らない。大学一年のある夜、ついにマズい目に遭った。夜に踏み込むと傷つくことを初めて知った。アホだ。もちろん、自業自得だと言われる。正論だ。しかし、正しい女とか正しい男が決められていて、外れた奴はなかったことにされる、この正しい社会に従ってたまるか、とそのとき思った。傷ついて上等だ、殺されてもいい、これからも夜を歩き回ろう、と頑なに決めた。何年も過ぎ、女らしくない女になって何年も過ぎ、この本に出会った。正しい学生に、社会人に、男に、女になれずにひとり徘徊する、たくさんの登場人物が息づいていた。私の失った夜に出会ったように思った。それは、いろいろ失わなければ出会えなかった夜でもあった。この本は私に、私の取り散らかった昔の伏線を回収させてくれた。これでよかった、生きてきてよかった、と初めて思えた。
この本の言葉には、何年も経つまでわからないこともあると思う。でもきっと何年も後まで覚えていられる、強い言葉の綴られた本だ。人にはいつか自分の伏線を回収できるときがくるはずだ。もしかしたらそれだけが、人に与えられうる生きていることへの肯定なのかもしれない。主人公が最後に聞いた、遠い電話の向こうの他人の声のように。たとえ錯覚でも、本に、本という圧倒的な他人に、これ以上の愛が可能か。

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2018/05/07 21:26

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2018/06/10 22:10

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2018/05/28 22:08

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2018/05/19 18:45

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