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商品説明
「無常」という仏教的な思考法こそが、変化と不安定が当たり前になった現代を生き抜く上でのカギになる! 著名IT起業家も行動原理にする無常思想を知り、活用するための案内書。無常をAI時代に生かすためのヒントが満載。【「TRC MARC」の商品解説】
地球環境・国際情勢の激変、あらゆるものがネットワークにつながり生活環境が変化し続けるAI時代の到来。
「変化と不安定が当たり前の時代」を、どう生きればよいのか?
日本人にとって、大きな手がかりとなるのは、「無常」思想であろう。芥川龍之介が示唆したように、「無常」は、日本人が生き方の根幹としてきた考え方だった。日本は無常思想を長年活用してきた「無常先進国」なのである。そのことを再認識し、「変化と不安定の時代」を生きる上で最高の行動原理となりうる「無常」の考え方を、意識的に身につけ直すことが今、求められているのではなかろうか――。
日本文化に蓄積された知恵を、新時代に活かすための案内書。【商品解説】
著者紹介
平野 純
- 略歴
- 〈平野純〉1953年東京生まれ。東北大学法学部卒。作家・仏教研究家。「日曜日には愛の胡瓜を」で文藝賞を受賞。ほかの著書に「はじまりのブッダ」「謎解き般若心経」など。
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紙の本
非常に面白い一冊
2018/06/11 08:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アルファ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本という国が外国と違うところは、「他国との交流と紛争」よりも、「自然との共存と闘い」が歴史を創っている国だというのが大きいですよね。
その中で、「形のあるものはいずれ壊れる」という大原則を自然の猛威によって知った国民性だからこそ、わが国には「無常」という考え方を中心とする仏教が、「神仏習合」という形で根付いたということを感じさせられました。
一方で、そんな古来の宗教に基づいた考え方を、「AI」や「ロボット」といった最新の科学技術と結びつけて考察しているところも、非常に興味深いです