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紙の本
マルクス資本論 (角川選書 シリーズ世界の思想)
著者 佐々木隆治 (著)
新しい社会を生み出すための「最強の理論的武器」となりうる、マルクスの「資本論」。長大な原文のキモとなる箇所を抜粋、難解な部分は徹底的に嚙み砕いて解説し、随所に読解の勘所を...
マルクス資本論 (角川選書 シリーズ世界の思想)
マルクス 資本論 シリーズ世界の思想
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商品説明
新しい社会を生み出すための「最強の理論的武器」となりうる、マルクスの「資本論」。長大な原文のキモとなる箇所を抜粋、難解な部分は徹底的に嚙み砕いて解説し、随所に読解の勘所を指し示した入門書。【「TRC MARC」の商品解説】
『資本論』こそが、新しい社会を生み出すための最強の理論的武器である!
今、資本主義が大きな転換点を迎えている。経済の停滞、政治の空洞化…苦しみを乗り越えて新しい社会を作るとき、『資本論』は、誰にでも手に取ることのできる「最強の理論的武器」となりうる。マルクスのテキストに立ち返り、『資本論』への誤解を解き、この世界の仕組みを根底からひもとく。長大な原文のキモとなる箇所を抜粋、難解な部分は徹底的に噛み砕いて解説し、随所に読解の勘所を指し示した、画期的な入門書。
【目次】
はじめに
人と作品
◆第一篇 商品と貨幣
◆第二篇 貨幣の資本への転化
◆第三篇 絶対的剰余価値の生産
◆第四篇 相対的剰余価値の生産
◆第五篇 絶対的および相対的剰余価値の生産
◆第六篇 労賃
◆第七篇 資本の蓄積過程
コラム1 哲学と『資本論』
コラム2 エンゲルスと『資本論』
コラム3 『資本論』第二巻と第三巻
コラム4 文学と『資本論』
コラム5 『資本論』第一巻以降のマルクス
『資本論』関連年表
あとがき 『資本論』を読むための文献案内
索引 【商品解説】
著者紹介
佐々木隆治
- 略歴
- 〈佐々木隆治〉1974年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。立教大学経済学部准教授。日本MEGA編集委員会編集委員。著書に「カール・マルクス」など。
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紙の本
世界市場とは何かについて再考した書です!
2018/07/25 10:31
7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、長年、私たちの経済活動の根幹であった資本主義が今や危機にさらされている時代に、再度、資本主義について再考していこうという作品です。マルクスの『資本論』を読み返しながら、その要点を整理し、今一度、世界経済、資本主義について検討をしていく画期てな書と言えるのではないでしょうか。
電子書籍
資本論とは
2021/09/02 08:28
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
資本論は共産主義の聖典で失敗した理論であるという見方ではなく資本主義の矛盾について解説した本であるという点で解説されており興味深かった。
紙の本
資本主義とは
2018/07/31 23:50
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:凄まじき戦士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
マルクスの資本論を通して再度資本主義を考えさせる本でした。
あまり真新しい情報を掲載するのではなく基本的な資本主義の考え方について要点をまとめつつ深く考えさせる内容であり、そこまで読む必要はないように思いました。
紙の本
絶望的な武器ですね。
2021/03/27 22:38
17人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
『資本論』は単なる経済学の著作ではありません。あるいは、社会主義の到来を証明する「聖典」でもありません。-初めて読みましたが、ずっと、そういった趣旨の左翼の方たちが思う「聖典」だと思ってました。それを否定してました。だったら、存在意義はあるんだろうか―
私たちが『資本論』を依然として読まなければならないのは、それがもっともラディカルな資本主義批判の書であるからにほかなりません、すなわち、『資本論』こそは、資本主義社会の中で自由が奪われ、差別され、苦しんでいる労働者や社会的マイノリティが手に取るできる最強の理論的武器なのです。-これが武器ですか。だから、結局、劣勢なんですね。勝てないですよ。資本主義の批判をしているだけなんだから。
絶望的な武器ですね。太平洋戦争で陸軍の兵隊が持たされていた旧式の武器よりも絶望的-
トンデモ本ではなく、トンデモ理論。こんなものを真剣に研究している人に同情する。早く宗旨替えしたら。