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商品説明
色のない世界から色のある世界へ−。色と記憶をめぐる「オールドレンズの神のもとで」など、記憶や風景に抱かれたシーンを繊細に描き出した、彩り豊かな18篇を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
わたしの頭部には一センチ四方の小さな正方形の孔があいている。一生に一度、訪れる激しい頭痛とともに、無名の記憶が不意に臨界点を迎えてなだれ込む。眼前を通過する、飛行機雲、マルタ会談、オリンピックのワンシーン。代々繰り返されてきた、一族の男たちを通過する不思議な体験。それはいったい、何を意味するのか。祖父のつぶやいた言葉を手がかりに、わたしは色と呼ばれる現象を考える。いまの世界に失われた何かを描き出す「オールドレンズの神のもとで」ほか、記憶や風景に抱かれたシーンを描き出す、彩り豊かな掌編小説集。
十数年にわたって書かれた18篇のピース。
大事なことは、少し遅れてやってくる。【商品解説】
収録作品一覧
窓 | 4−11 | |
---|---|---|
樫の木の向こう側 | 12−19 | |
杏村から | 20−21 |
著者紹介
堀江敏幸
- 略歴
- 〈堀江敏幸〉1964年岐阜県生まれ。「熊の敷石」で芥川賞、「なずな」で伊藤整文学賞、「その姿の消し方」で野間文芸賞を受賞。
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