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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/05/24
- 出版社: 月曜社
- サイズ:18cm/319,9p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86503-059-4
紙の本
仮説的偶然文学論 〈触れ−合うこと〉の主題系 (シリーズ〈哲学への扉〉)
著者 荒木優太 (著)
なぜ「たまたま」や「ひょんなこと」「奇跡」で小説を組み立ててはいけないのか。中河与一、国木田独歩、寺田寅彦らのテクストを〈触れ−合うこと〉の主題系として読み解く。インター...
仮説的偶然文学論 〈触れ−合うこと〉の主題系 (シリーズ〈哲学への扉〉)
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商品説明
なぜ「たまたま」や「ひょんなこと」「奇跡」で小説を組み立ててはいけないのか。中河与一、国木田独歩、寺田寅彦らのテクストを〈触れ−合うこと〉の主題系として読み解く。インターネット上に発表した文章群を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
なぜ「たまたま」や「ひょんなこと」や「奇跡」で小説を組み立ててはいけないのか。昭和10年代、中河与一の偶然文学論は近代文学伝統のリアリズムに対して果敢に挑戦した。本当にリアルなのは偶然の方なのだ。が、その偶然なるものは、どんな〈触れ‐合い〉を排除することで成り立っているのか。中河、国木田独歩、寺田寅彦、葉山嘉樹のテクストに宿るcontingencyを、〈遭遇 con-tact〉と〈伝染 con-tagion〉、つまりは〈触れ‐合うことcon-tangere〉の主題系として読み解く。偶然という言葉でもってなにかを語った気になってはいけない。新シリーズ〈哲学への扉〉創刊!
目次:序. 偶然を克服/導入せよ? 1. 偶然性の時代 2. 中河与一『愛恋無限』と日本的伝統 3. 国木田独歩『鎌倉夫人』と主題〈場所性〉 4. 国木田独歩『号外』と主題〈外部性〉 5. 国木田独歩『第三者』と主題〈感性〉 6. 国木田独歩の諸作と主題〈断片性〉 7.中河与一の初期小説と主題〈伝染性〉 8. 寺田寅彦の確率論 9. 寺田寅彦の風土論 10. 葉山嘉樹文学の住環境と主題〈混合性〉 11.葉山嘉樹の寄生虫 終. 偶然的他者との幅のある出会い方
【本の内容】
著者紹介
荒木優太
- 略歴
- 〈荒木優太〉1987年東京生まれ。明治大学文学部文学科日本文学専攻博士前期課程修了。在野研究者。著書に「これからのエリック・ホッファーのために」「貧しい出版者」など。
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