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商品説明
人間を幸福にする経済とは? 新自由主義に抗い、人間のための経済を提唱する著者の思想はどのようにして育まれてきたのか。自らの人生、偉大な師や友人らとの交流などを振り返りながら、経済学の使命を根源から問う。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
神野直彦
- 略歴
- 〈神野直彦〉1946年埼玉県生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。同大学名誉教授。日本社会事業大学学長。著書に「システム改革の政治経済学」など。
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紙の本
経済学の根源を問う希代な書です!
2018/06/30 11:34
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、人間のための経済学を目指す著者による、経済学とは一体、何のための存在するのかという学問の根源を問う希代な書です。著者は、小さいころ、母親から、お金で買えないものこそ大切にしなさい、と繰り返し言われたそうです。そして、経済学の道に進んだ今、著者は現代の新自由主義経済という考え方には馴染めず、それとは逆の真に人間のための経済を追及しています。そんな著者の考えの根本にある思想をまとめたのが本書です。なかなか読み応えのある一冊です。
紙の本
「お金で買えないものこそ大切にしなさい」
2018/07/25 14:01
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済学は人間の未来のために何をすべきか。財政学の第一人者が自らの人生と思想を振り返りながら問う。TBSラジオ『嶌信彦 人生壱百景「志の人たち」』でお話いただいたご自分の人生を振り返られたことがきっかけで、岩波書店で長く神野先生を担当されている編集者の田中宏幸さんの提案で本書を書かれる運びになった。当時番組アシスタントを務められていた山元香里さんは神野先生の中学の後輩で、神野先生の本をかなり読み込まれていたとのこと。人間のための経済を提唱する神野直彦さんが、世界的な不況やポピュリズムの浸透など歴史的な危機を前にして、経済学の役割を根源から問う1冊。