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商品説明
かつてない危機にさらされる日本の立憲主義。この危機は何に由来するのか。ロバート・カヴァーの憲法論を手がかりに、戦後憲法学が視界の外に置いてきた〈他者の不在〉という難問に、憲法学・哲学・社会学を横断して向き合う。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 序論 他者の不在
- 第Ⅰ部 批判
- 第一章 意味の不在
- 序節
- 第一節 『憲法的思惟』
- 第二節 象徴
- 第二章 近代立憲主義の理性
- 序節
- 第一節 政治的リベラリズム
- 第二節 卓越主義的リベラリズム
著者紹介
江藤 祥平
- 略歴
- 〈江藤祥平〉1981年兵庫生まれ。コロンビア大学ロースクール修了(法学修士)。上智大学法学部准教授(専攻:憲法)。
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近代立憲主義の克服
2022/05/21 15:28
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投稿者:ただの人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中世の身分制社会からの解放の過程で捨象されてきた個人的な要素を、他者論を媒介にして憲法論の中に再び位置づけようとする。
他者論というツールがどこまで普遍化可能なものかという点は確証が持てなかったが、それでも近代立憲主義の抱える大きな問題に正面から取り組もうとした意欲的な一冊だったと感じた。