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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2018/06/28
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/510p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-125962-8

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紙の本

暗幕のゲルニカ (新潮文庫)

著者 原田マハ (著)

国連本部のロビーに飾られていた名画「ゲルニカ」のタペストリーが、2003年のある日、忽然と姿を消した−。世紀の画家は作品に何を託したか。大戦前夜のパリと現代のNY、スペイ...

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暗幕のゲルニカ (新潮文庫)

税込 935 8pt

暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

税込 825 7pt

暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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商品説明

国連本部のロビーに飾られていた名画「ゲルニカ」のタペストリーが、2003年のある日、忽然と姿を消した−。世紀の画家は作品に何を託したか。大戦前夜のパリと現代のNY、スペインが交錯するスリリングな美術小説。【「TRC MARC」の商品解説】

ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。MoMAのキュレータ ー八神瑤子はピカソの名画を巡る陰謀に巻き込まれていく。故国スペイン内戦下に創造した衝撃作に、世紀の画家は何を託したか。ピカソの恋人で写真家のドラ・マールが生きた過去と、瑤子が生きる現代との交錯の中で辿り着く一つの真実。怒濤のアートサスペンス!【商品解説】

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みんなのレビュー556件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

ピカソの生きざまに痺れる!

2018/07/23 18:15

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゴジラ世代 - この投稿者のレビュー一覧を見る

期待していた原田マハ、ハ十八番のアートサスペンス小説だ。
ナチスがヨーロッパを席捲する時代に、絵でナチスと命がけで戦うピカソとピカソの名画ゲルニカとピカソを守る人々の姿が感動的!
特にナチスの将校がパリ万博でピカソにゲルニカの難癖をつけた時に、ピカソが言い放った一言が痛快極まりない。ピカソすげえ!痺れる!
過去と現在を対比させピカソ像を浮き上がらせている構成は素晴らしい!

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紙の本

また観に行きたくなりました

2018/10/07 23:44

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

池上彰氏が解説で書かれているようにもう一度観に行きたくなりました。
ゲルニカはマドリードのソフィア王女芸術文化センターに展示されていますが、ヨーロッパはガラス越しではなく生で観ることができること多いのですが、入場時のセキュリティーチェックに加えガラスで囲まれたゲルニカ。多くの人が訪れますが、戦争の悲惨さを感じ無口になるのでしょう。
訪れたのは2002年でちょうど物語と同じ頃です。
何度も繰り返し読み込みたいと思います。

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電子書籍

心の奥深いところに何かが残る快作。

2023/06/10 11:03

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

「芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ」(パブロ・ピカソ)

今世紀最大の芸術作品のひとつであるピカソの大作「ゲルニカ」。

第二次世界大戦の直前の時代。そして、2001年9月11日、ニューヨークで発生した同時多発テロ。

戦争ほど、残酷なものはない。
しかし、半世紀を越えて、人類は戦争という宿命に踊らされていた。

その人類の宿業とも言うべき戦争に、絵筆一本で立ち向かった、20世紀の巨匠ピカソ。時代を超えて彼を慕い、その魂を受け継ぐ人々の物語。

主人公・MoMA(ニューヨーク近代美術館)のキュレーターの瑤子は、苦難を乗り越えたどり着いたクライマックスで語りかける。
「『ピカソの戦争』展。戦争とテロが生み出した第二次大戦下の非常時に、ピカソは絵筆一本で闘いました。絵筆が銃よりも、大砲よりも、空爆よりもずっと強いことを、作品を通して証明したのです」

ピカソに会える。瑶子に会える。バルトに、ドラに、そして楽園のカンヴァスのティムに会える。

心の奥深いところに何かが残る快作。

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紙の本

あのティム・ブラウンが、また登場する

2020/06/18 21:45

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

アートミステリー、アートサスペンスというジャンルがあるのかどうかは知らないけれど、そういったジャンルがあるのならばまず第一に名前を挙げることができるのが原田マハ氏であろうというか、私は彼女しか知らないのであるが。以前に読んだ「楽園のカンバス」はアンリ・ルソーの作品にまつわるものだった。ルソーは生前あまり評価されていない画家だったらしい、作品中では彼を笑いものにしている人まで登場していた。今回の作品はピカソが登場する、そして作品はゲルニカ、あまりにも有名な作品なのだが、作品中にもでてくるようにパリ万博中の評判は芳しくなかったようだ。この二つの作品どちらにも登場するのがティム・ブラウン、前作では頼りないアシスタント・キュレーターとして登場していたが、今回はかっこいい主人公の上司役で登場した。これには思わず拍手

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紙の本

心の奥深いところに何かが残る快作。

2023/05/15 11:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

「芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ」(パブロ・ピカソ)

今世紀最大の芸術作品のひとつであるピカソの大作「ゲルニカ」。

第二次世界大戦の直前の時代。そして、2001年9月11日、ニューヨークで発生した同時多発テロ。

戦争ほど、残酷なものはない。
しかし、半世紀を越えて、人類は戦争という宿命に踊らされていた。

その人類の宿業とも言うべき戦争に、絵筆一本で立ち向かった、20世紀の巨匠ピカソ。時代を超えて彼を慕い、その魂を受け継ぐ人々の物語。

主人公・MoMA(ニューヨーク近代美術館)のキュレーターの瑤子は、苦難を乗り越えたどり着いたクライマックスで語りかける。
「『ピカソの戦争』展。戦争とテロが生み出した第二次大戦下の非常時に、ピカソは絵筆一本で闘いました。絵筆が銃よりも、大砲よりも、空爆よりもずっと強いことを、作品を通して証明したのです」

ここ数日、電車に乗るのが楽しみだった。
ピカソに会える。瑶子に会える。バルトに、ドラに、そして楽園のカンヴァスのティムに会えるのだから。

心の奥深いところに何かが残る快作。

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紙の本

アートをめぐる大冒険

2022/06/23 09:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mizuho - この投稿者のレビュー一覧を見る

キュレーターさんのお仕事が、こんなに壮大な冒険譚になってしまうとは!
ドキドキワクワクで、一気に読んでしまいました。
ピカソをはじめ、ゲルニカをめぐる登場人物たちの思いの熱量に圧倒されます。
何度も読みたくなる本です。

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紙の本

アートのチカラ

2022/02/05 04:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

マハさんの小説に出てくる主人公の女性はとにかくかっこいい。そして、マハさんの小説にはピカソが出ることは多いと思いますが、これはまさにど真ん中。そしてこの小説は、なにせ時代を交互に変えて、ピカソの生きた時代と現代の二つの時代で、それぞれ二人のかっこいい女性を主人公に、交互に焦点をあてながら進んでいきますので、面白くない訳がありません。途中からピカソの生きていた時代に登場した人物が、歳を重ねて現代にも登場するのはなんだか感無量。そして最終章は圧巻の内容。やっぱりマハさんのアート作品は素晴らしいと改めて感じさせられました!

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紙の本

いつかゲルニカを観に行くと誓った作品

2020/05/30 02:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Chii - この投稿者のレビュー一覧を見る

一つの絵が、世界中の人々の反戦の意識を喚起させるほどの威力がある事に圧倒された。
ピカソの絵って、一見ただ適当に描かれた絵のように見えるけど、全然そうじゃない。
ゲルニカでいえば、
雄牛の目がまるで生気を失った人間の目のように描かれていたり、左右アンバランスに描かれた人間の身体が、戦争の悲惨さを如実に現していたりと、
ピカソが描くタッチだからこそ反戦への心が動かされると感じた。

学生の頃、ヨーロッパ史は学んだにせよ、
こうして時代をアートに結びつけて
考えるということは、マハさんの作品に出会ってからが初めて。

ただ、歴史を歴史としてみるのではなくて、
ピカソのような芸術家のアートが世界中の人々の反戦への意識を変えていく一つの『点』であったこと、
このように歴史を見ると、
現代社会の在り方に結びつけ易いと思った。


瑤子のアートに対する思い、
ひいては反戦への思い、これは
・ピカソ研究家として、
・9.11に最愛の夫を亡くした妻として
この二つの立場としてより一層強固な信念へと固まっていたと思うし、彼女の背中を押していたんだと思う。

アートは楽しむためのものじゃない。
芸術家の魂の叫びがこもったものなんだ。


戦争ほど悲惨なものなんてない。
ピカソが芸術で反戦を叫び今も尚、
世界中から愛され彼の信念を守り続けられているけど、これほどの
“仕事”をしたならば、
わたしにはなにができるだろうか。
そう問わずにはいられない一冊です。

今後、おすすめの本はありますか?
と聞かれたら、まずこの本を推します!!

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紙の本

暗幕のゲルニカ

2020/03/25 01:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

国連本部に展示されているゲルニカが贋作ではないかという疑いによるサスペンス。『楽園のカンヴァス』にも共通することだが、作品の制作時と現代などの複数の時間軸の物語を折り合わせていく。最後は少しわかりにくかったが、いい作品だと思う。

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紙の本

美術への思いと平和への思い

2019/05/26 09:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

『暗幕のゲルニカ』は、原田マハお得意の美術もの。
現代と過去を交互に描く構成もお手のもの。
いささか話が大がかりすぎるような気もしたけど、なにしろテーマがあの大作の「ゲルニカ」なんだからしかたない。
美術への思いと平和への思いが強く感じられる作品でした。
クライマックスで、キュレーターの瑤子が画面から聞くピカソの声
「芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ」。
これが心に残って、読後にふと巻頭を見ると、エピグラフとしてこのフレーズが置かれている。
これは、ピカソのほんとの言葉だったんだなあ。
原田マハ美術シリーズの愛好家としては、『楽園のカンヴァス』の、あのティムが出てくるのも楽しかったですね。

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紙の本

今読む事にまた意味がある

2022/07/26 02:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る

パブロ・ピカソによる大作「ゲルニカ」は反戦を訴えている作品で、今でもニューヨークの国連本部にタペストリーが飾られています。
それは国際社会が戦争に断固として反対するという意思です。
そのタペストリーの前で某国が会見した時にタペストリーに暗幕が掛けられて隠されていた。それは何を意味するのでしょうか。
今の世界情勢でタペストリーに暗幕を掛けようとしているのは誰なのかと考えてしまいました。
原田マハさんのアートの知見の深さがあるので、状況や画を想像しやすかったです。

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紙の本

本書のモチーフとなった2003年2月5日の「ゲルニカ暗幕事件」・・・ まったく知りませんでした。

2022/04/13 19:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る

『楽園のカンヴァス』が非常に面白かったので、本書も読みました。前者に比べると、緊迫感や密度に欠け、水っぽい感じはしましたが、まずは十分な面白さ。最後の場面は感動的で、知らずウルッときましたね。(ネタバレになるので、これ以上は触れず。)

「あの人は、なんてったってピカソなんだから。そのときがきたらやるべきことをやる。そうに決まってるわ」(54頁)
「武官のひとりが、ピカソに尋ねた。―この絵を描いたのは、貴様か?ピカソはたじろぎもせずに答えた。-いいや。この絵の作者は、あんたたちだ。」(223頁、もともとの描写は195頁)
「結局、<ゲルニカ>は疎開したのではない。-亡命したのだ。いや、亡命させられたのだ。」(322頁)
「ピカソいわく、芸術は、決して飾りではない。それは、戦争やテロリズムや暴力と闘う武器なのだ、と。その言葉を発展的にとらえれば、アートとは、人間が自らの愚かな過ちを自省し、平和への願いを記憶する装置であると言えるのではないか。」(488~9頁、同旨259頁、277頁、283~4頁、314頁、448頁など)

それにしても、著者の作品は、小説としての面白さ、芸術家の生涯、美術作品の理解など、一冊で幾つも得られるものがあり、素晴らしいと思っています。さて、次はどれを読もうかな・・・

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紙の本

反戦

2019/09/19 14:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

実際に起こった出来事をモチーフに書かれた作品だが、内容は、


過去と現在が交互に展開し、ピカソの恋人のドラ・マールから

見たピカソとゲルニカの存在意義を示す過去の物語と、

現在編のヒロイン八神瑤子がゲルニカを巡る陰謀に巻き込まれ、

ドラやピカソや当時ゲルニカの周辺にいた人物たちがゲルニカに

託した思いを発見するまでの物語から成り立っている。

怒りと反戦のメッセージ・ゲルニカと9・11をリンクさせ

最後まで一気に読ませる作品。

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紙の本

傑作「楽園のカンヴァス」に比べ、???な読後感

2019/06/05 00:09

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:robertcrayband - この投稿者のレビュー一覧を見る

「楽園のカンヴァス」は内容も文章も構成もすべて素晴らしく、この作家さんの美術系小説は次々読みたいと感じたものだった。満を持しての、この「暗幕のゲルニカ」だったのだが、ピカソのキャラクターやゲルニカの政治的意味合いなど面白い部分も多々ありながら、その反面で似たような構成の文章が繰り返されたり、描写してほしい部分が説明で終わったりで、読んでいて辛かった。この違い、なぜ生じてしまったのだろうか。

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電子書籍

アートサスペンス

2021/07/29 05:28

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

そう呼ばれる分野と聞きますが、反戦争の意識が文章の端々から伝わってきました。ピカソのセリフにもありありと……。しかし、ピカソって、こういう人物だったのかなぁ……というのが、感想の一つ。

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