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紙の本
辺境を歩いた人々 (河出文庫)
著者 宮本常一 (著)
近藤富蔵、松浦武四郎、菅江真澄、笹森儀助−。江戸後期から明治に至る時代に、八丈島、蝦夷地、みちのく、琉球・八重山諸島の地理・歴史・民俗の調査に情熱を捧げた民俗学のパイオニ...
辺境を歩いた人々 (河出文庫)
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商品説明
近藤富蔵、松浦武四郎、菅江真澄、笹森儀助−。江戸後期から明治に至る時代に、八丈島、蝦夷地、みちのく、琉球・八重山諸島の地理・歴史・民俗の調査に情熱を捧げた民俗学のパイオニアたちの数奇な運命と足跡をたどり直す。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
宮本常一
- 略歴
- 1907年山口県周防大島生まれ。日本各地でフィールドワークを重ね、特に移動する人びとに注目し多くの民俗誌を残す。おもな著書に、『忘れられた日本人』『海に生きる人びと』『家郷の訓』など。1981年没。
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紙の本
歩き、見聞きし、書き残した人たち
2022/06/02 02:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
市井の民俗学者が江戸時代の先達に
思いを馳せる、といった体裁の本です。
著者が4人を描写する筆致には、
畏敬の念がそこはかとなく感じられます。
紙の本
民俗学の大家、宮本常一氏による江戸から明治にかけて民族学の先駆をなした4名を紹介した貴重な書です!
2020/06/08 11:54
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国の民俗学の大家と言われる宮本常一氏によって著された貴重な書です。実は、日本の民俗学者として名声を轟かせた柳田国男氏の前にも、民俗学を研究する先駆者として、詳細な研究を行った人々がいました。同書は、そうした方々4名を取り上げ、その研究の詳細を紹介してくれます。同書に収録された4名とは、思わぬことから人を殺めてしまい八丈島に流刑となったが膨大な風俗地誌『八丈実記』をまとめあげることになった近藤富蔵氏、陸奥にとどまり民俗学の草分けとなった菅江真澄氏、蝦夷地のために尽くした探検家・松浦武四郎氏、沖縄、与那国、奄美、台湾などと生活・調査した笹森儀助氏です。江戸後期から明治にかけての民俗学の先駆者の研究がわかる貴重な一冊です!
紙の本
忘れられる人々
2018/10/21 06:23
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世の中には多大な貢献をした割には歴史に埋もれてしまう人々がいる。この本はそんな人々を掘り起こす。主に挙げた4人以外にも伊能嘉矩や田代安定なども解説してくれている。子供向きの文章が少し引っかかるが、それゆえに平易な文章で分かりやすい。