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紙の本
リズミカルなことばが魅力!
2003/06/24 15:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitch - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔大好きでよく手にとっていたのを、偶然図書館でみつけました。
見覚えがあるキャラクターだと思ったら、かこさとしさんの作品だったことがわかって、2どびっくりです。 まるで色紙を切り抜いて作ったような 3にんの子どもたちの目が、とても印象的で、何十年たった今でも記憶にしっかり残っているのですから、すごいです。
今改めて読み返してみると、言葉のひとつひとつがよく工夫されていて、すごくよく出来ていることに気付きました。
「どろんこ こねて おだんご つくろ きなこに あんこ あまから だんご どろんこ こねて おだんご つくろ あんこを つめて ほかほか まんじゅ」
たとえばこれは、みんなでどろんこごっこをしている場面に書かれた言葉なのですが、口に出して読んでいるだけで、とても心地の良いリズムに身を任せることができます。まるいおめめの めりーちゃんたちキャラクターのの魅力だけじゃなくて、言葉遊びの要素がふんだんに詰まった リズミカルな文章にも、子どもを夢中にさせる秘訣があったのですね。
紙の本
多様な子どもたちがお話の背景になっています!
2016/04/05 09:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「かこさとしのおはなしの本」シリーズの一冊です。このシリーズには、かの有名な『からすの○○屋さん』がありますが、本書もそれに負けないくらい面白いストーリーとなっています。本書のタイトルから、東洋、西洋、アフリカといった異なった人種が登場することを容易に想像させてくれますが、読んでみると、そういったイメージとはかなり異なった印象をもたれるかもしれません。しかし、最初に「めりーちゃん」、「たろーちゃん」「ばぶちゃん」と紹介があるように、確かに西洋人、東洋人、アフリカ系の子どもが登場します。そして、彼ら3人はお互いに気をつかいながらいろいろな遊びをします。そして、最後には蜂に刺され、泣いてしまいます。そうすると3人の目はどれも真っ赤になりました、という具合に、本書の背景には人種的な違いは、人間の違いでは決してなく、人間的には皆同じなんだというメッセージが強く込められています。意識せずに、人間が基本的には同じであることを説いた良書です。
紙の本
楽な気持ちで
2016/07/29 17:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルから、これはきっと「人種差別はやめよう!」というテーマの絵本だなと思って身構えていたのですが、そんなことはありませんでした。
何かの遊びをするたびに、誰か一人泣いてしまう。
最後の遊びは誰も泣かないかというと、やはりそうではなく、
このオチのために目の色を強調していたんだなと分かります。