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紙の本
サービス経済の拡大と未来社会
著者 飯盛 信男 (著),飯盛 寿子 (編集),枝松 正行 (編集)
サービス経済研究を牽引しつづけた著者の遺稿集。自説の「サービス労働価値生産説=有用効果生産説」を彫琢し、現状分析をふまえて、サービス経済の拡大を発展段階論的にとらえ、未来...
サービス経済の拡大と未来社会
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商品説明
サービス経済研究を牽引しつづけた著者の遺稿集。自説の「サービス労働価値生産説=有用効果生産説」を彫琢し、現状分析をふまえて、サービス経済の拡大を発展段階論的にとらえ、未来社会を展望する。【「TRC MARC」の商品解説】
サービス経済研究を牽引しつづけ、2017年に急逝した著者が遺した畢生のしごと
自説の〈サービス労働価値生産説=有用効果生産説〉を彫琢し、現状分析をふまえて、サービス経済の拡大を発展段階論的にとらえ、未来社会を展望!【商品解説】
目次
- 第Ⅰ部 現代資本主義におけるサービス産業の拡大
- 第1章 サービス産業の拡大と雇用
- 第2章 日本経済長期停滞のなかのサービス産業拡大
- 第Ⅱ部 サービス経済研究とその論争の到達点
- 第3章 サービス経済論争の到達点と有用効果生産説の正当性
- 第4章 サービス経済研究における新たな視点
- 第5章 生産的労働・サービス論争における新たな主張
- 第6章 再論斎藤重雄説・櫛田豊説について
- 第7章 サービス経済理論における新たな視点
- 第Ⅲ部 マルクスの未来社会論とサービス経済
著者紹介
飯盛 信男
- 略歴
- 〈飯盛信男〉1947〜2017年。佐賀県生まれ。九州大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。佐賀大学名誉教授。経済学博士(九州大学)。正四位瑞宝中綬章受章。
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サービス経済を研究した良書です!
2018/07/10 11:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、サービス経済研究に人生を費やした著者による未来経済を考える書です。著者は、「サービス労働価値生産説=有用効果生産説」を強調された方で、本書はその思考に基づいて、サービス経済を発展段階的に考察するとともに、未来社会をも含めて考えた非常に画期的な書と言えます。ぜひ、経済学に興味をお持ちの多くの方には読んでいただきたい一冊です。