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読割 50
紙の本
最後の晩ごはん 10 かけだし俳優とピザトースト (角川文庫)
著者 椹野道流 (著)
「ばんめし屋」の店員で元俳優の海里は、後輩の役者に頼まれて、芝居の読み合わせに付き合うことに。しかし練習場所に、名も無き役者の幽霊が現れて…。おまけレシピストーリー「夏の...
最後の晩ごはん 10 かけだし俳優とピザトースト (角川文庫)
最後の晩ごはん かけだし俳優とピザトースト
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商品説明
「ばんめし屋」の店員で元俳優の海里は、後輩の役者に頼まれて、芝居の読み合わせに付き合うことに。しかし練習場所に、名も無き役者の幽霊が現れて…。おまけレシピストーリー「夏のおやつを作ろう」も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
兵庫県芦屋市。夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」の一同は、夏バテ払拭のため、初めての極上ビフテキに舌つづみ。
そんな中、店員で元俳優の海里は、小説家の淡海から不意に問いかけられる。
「もう一度、役者の道に戻りたくはないかい?」
複雑な想いで否定した海里だが、後輩の役者、李英に頼まれて、芝居の読み合わせに付き合うことに。
しかし練習場所に、名も無き役者の幽霊が現れて……。
コスパ最高!癒し系お料理青春小説第10弾!
【商品解説】
著者紹介
椹野道流
- 略歴
- 作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。
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紙の本
心優しい兄貴たち(と眼鏡)が最高です
2018/06/25 01:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろこしゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょうど外出しようとしていたところに届いたので、出先で読もうと思って持って行った。
しまった!!
楽しみにしすぎていて、この作品は人目のあるところで読んではいけないことを忘れてた。
うっかり泣きそうになり、朝だったのでアクビのふりをして涙をごまかした。
優しい人たち(プラス眼鏡)に見守られて海里は幸せだね。
今回、大きな一歩があって、そのぶん終わりが近づいてきたのかな。
海里が傷を癒して羽ばたく時まで、心優しい兄貴たち(と眼鏡)と一緒に見守りたいと思う。
今回初登場のササクラさんが、私の地元で劇団主催しているベテラン俳優にしか見えなくなって、ちょっと困りました。
電子書籍
またまた一気読みです
2018/08/29 17:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美恵子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
海里さんにとって役者ってどうなんだろう?っていう疑問に答える回ですね。このシリーズの中で一番好きな一冊になりました。
でも、相変わらず美味しそうなお料理が並びます。早速作ってみようかと思います。
電子書籍
今度の幽霊は無名俳優さん
2018/07/22 10:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒトコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
俳優時代の後輩に頼まれ、舞台稽古の相手役をする事になったイガ君。
練習の場に現れた売れない俳優の幽霊の願い、後輩や演出家の演劇に対する真剣さ、
そして会いたくはなかった相手との再会。
ばんめし屋の店員としての生活に馴染む一方で、
未練というのではなく演劇への思いを再考するイガ君。
そんなイガ君を心にかけ、イガ兄に相談する夏神さんの心情がありがたい。
お若いのに親世代でも中々できない見守る姿勢を貫くを兄の言葉には自戒を込めて感心した。
主思いで、時に子どもっぱく、でも紳士なロイド活躍(?)には今回も楽しませてもらった。
紙の本
シリーズ第10弾!
2018/07/04 23:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人的には、ここ2、3作は、正直、ダレた感じでネタ切れかなと思ってたんですが、今作は久しぶりに良かった。とくに海里を思う夏神と一憲の想いが、なんとも言えなく、師弟愛、兄弟愛の深さを凄く見せつけられましたね。愛情いっぱいそそがれてる海里に、しっかりやれよ!とエールを送り、見守りたいですね。そして、ロイドがあいかわらず、いい味をだしてますね。久しぶりに次作が待ち遠しくなった今作でした。
紙の本
棚から落ちてきたボタモチ
2022/07/27 05:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
シリーズ10
海里が成長している(変化している)なぁって思わせる巻
李英の読み合わせと立ち稽古に付き合って
そこに現れた無名な役者の幽霊
淡海先生の意味深は問いかけから始まって
李英の稽古の手伝い、
ササクラの舞台への急遽の出演
からの海里が芸能界から追放された原因を作った女優との再会
ゆるやかに確かに流れている感じがする。
海里の彼女に対する対応が出来すぎな感じもするけれど、
まあそういう態度が取れるのも周囲の人が
彼を育てなおしてくれたからだろうなぁとしみじみ思う。
彼女にとっては責められる方が楽だったのかもとも思うし。
一憲の海里に対するデレが溺愛レベルになっている。
最初の頃の態度を思い出すと、彼も変わったなぁと。
で、ちょっとネガティブ夏神さんに話す言葉は秀逸。
海里は夏神さんと一憲さんにしっかり支えられているなぁと
しみじみ思う。
そして、夏神さんはやっぱりちょっとネガティブ思考になりがちではあるのですよね
見た目にに反してのこれは彼の本質の一部だろうから
そこは嫌ではない。
だって海里への気持ちが十分伝わってくることでもあるから。
ササクラさんの棚ぼたに対する言葉が良いですね。
そう、床に落ちたボタモチはどうしようもない・・・きちんと掴まないと。
で、海里は掴んだと。
そして幽霊への対応が納得な話だった。
(きちんとピザトーストのオチもついたし)
多分、海里がどこへ行くのかはわからないが
これからの道が始まった感じがする巻でした。
☆4.5
電子書籍
役者としての想い
2021/01/02 10:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
心残りがあり、魂だけがとどまっている人に料理をふるまうといういつもの流れかなっと思って読んでいましたが、海里さんが、尊敬する役者さんが主催する舞台にふとしたきっかけでかかわることになります。心残りを持ったまま死んでしまった霊と心残りをもったまま芸能界を去らざるを得なかった海里さんがともに舞台で演技し、後悔した過去を塗り直して新しい一歩をそれぞれ踏み出したような気がしました。読んだ後、遠くに離れて暮らす親のことを思い出すとともに、海里さんみたいに、葛藤を抱えながらも前向きに今生活している場所を大切にしたいなっと思いました。海里さんがまた舞台の世界に戻っていけるのか、楽しみになりました。
電子書籍
シリーズ 10作目
2020/10/08 09:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
『もう一度舞台に立ちたい』 後輩の舞台の稽古に付き合っていた海里が出会った幽霊の心残りを解決できるのか
『もう一度役者に戻りたいのか』と作家の淡海に訊かれたり、急遽舞台に代役として出たりと海里の身辺に変化が起きる中で、自分を冷静に見つめなおそうとする海里は随分成長したんだなと感じる
芸能界を追われる原因との遭遇に動揺が少なかったのはいいけど、対応が優等生過ぎないかとも思う
許せなくて当たり前だし物語りとして許して欲しくない気もする
真面目に頑張っている人間がいる一方で、踏みつけにしてのうのうとしている人間(事務所共々)がいる
泣いたからって、今更個人的に謝ったって済む話じゃないと思う
人間の理としてあってはいけない事じゃないかな
お話の中だからこそ理不尽は正されて欲しい
主要な登場人物はみんな綺麗ごとが多く、いい子ちゃんの言動ばかりになっていてそれ以外のことは妙に現実的で、理不尽なことも「仕方ない」で済ますなんて・・・
どうなんだろう、読むたびにストレスを感じるようになって来た
紙の本
現況の元凶、登場。
2018/12/08 10:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙のロイドがまた妙にかわいいのに微笑ましくなってしまう。
個人的に好きなのは本編ラスト、舞台から客席部分。ロイド相変わらずいいよロイド。
これで見た目が英国紳士って、もう反則。
そして海里芸能界追放の元凶、登場。
いつかは海里が芸能界に復帰するんだろうな、と思わせる。
デザートを作るお話も、「五分待て」に対するロイドのリアクションに持ってかれた…(笑)。
紙の本
もう10冊目
2018/07/04 17:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
ディッシー海里の俳優業復活はあるか?
次作も楽しみな軽い本。
美味しそうな夏のおやつも垂涎もの。