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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 13件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2018/07/25
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:20cm/445p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-20743-8
  • 国内送料無料

紙の本

リンカーンとさまよえる霊魂たち

著者 ジョージ・ソーンダーズ (著),上岡伸雄 (訳)

【ブッカー賞(2017年)】戦時の大統領リンカーンは、急逝した愛息ウィリーの記憶にひたるため夜の墓地を訪れる。そこには自らの死を受け入れられず、彼岸と此岸の間をさまよう霊...

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リンカーンとさまよえる霊魂たち

税込 3,740 34pt

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商品説明

【ブッカー賞(2017年)】戦時の大統領リンカーンは、急逝した愛息ウィリーの記憶にひたるため夜の墓地を訪れる。そこには自らの死を受け入れられず、彼岸と此岸の間をさまよう霊魂たちがいた…。短編小説の名手ジョージ・ソーンダーズの第1長編。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ジョージ・ソーンダーズ

略歴
〈ジョージ・ソーンダーズ〉1958年アメリカ生まれ。現代アメリカを代表する作家の一人。著書に「短くて恐ろしいフィルの時代」「十二月の十日」「人生で大切なたったひとつのこと」など。

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みんなのレビュー13件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (6件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

楽しく読める長編です

2021/06/20 18:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

リンカーンが実子をなくしているというのは事実で、この小説に登場するウィリーは3男だが、あと次男、4男も成人になる前になくしている。400Pを超える長編だが、さまよえる霊魂たち(太った裸の男や目がたくさんついている男)たちの呟きが中心なので苦も無く読める。はじめに登場する「病箱」や「病荷車」という聞き覚えのない言葉が登場し混乱してしまうが、読むすすむうちにそれが何のことなのか判明してくる、それは「棺桶」であり「霊柩車」なのだ。霊魂たちは自分たちが死んでいるという自覚がない、ひょっとしたら信じたくないだけかもしれない、しかしウィリーに決定的な言葉を浴びせられる「僕たちは死んでるんだよ」。ブッカー賞を受賞しているベストセラー、読み応えあり

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紙の本

スラップスティックのようで、実は感動的な必読小説

2019/09/09 10:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:燕石 - この投稿者のレビュー一覧を見る

何とも奇妙な小説。
出だしはスラップスティックのようなノリで始まるが、ギリシャ悲劇のコロスのように、死者たちのポリフォニックな声が響き渡り、途中エイブラハム・リンカーンに関する虚実とりまぜた「文献」からの様々な引用が挿入される。しかし、実は、生と死、善と悪、戦争や人種、そして何より人間の本質に鋭く迫る感動的な小説だ。

舞台は南北戦争の激戦の最中、大統領として北軍を指揮していたリンカーンの最愛の息子、ウィリーが病死する。悲嘆に暮れ、遺体のかたわらで長い時を過ごすリンカーンだが、同時に彼は3千人を超える若者たちの戦死にも直面している。ウィリーを操り、リンカーンの体内へ入って、様々に影響を及ぼそうと奮い立ち、団結してゆく霊魂たち……。

その霊魂たちの「個性」が半端ではない。
四十六歳で十八歳の妻をめとるも、無理矢理夜の営みを求めたりせず、心の底からの愛情と信頼を勝ち得た末、やっと初夜を迎えられることになったのに、その日に急死。全裸で常に勃起しっぱなしの状態にあるハンス・ヴォルマン。ゲイの恋人にふられたショックから手首を切って自殺。早まった行為のせいで失った、世界の美を味わい足りない遺恨を残して死んだせいで全身に無数の目や鼻を生やしたロジャー・ベヴィンズ三世。
そして、ある恐ろしい記憶のために永遠に恐怖の表情が張りついてしまった牧師であるエヴァリー・トーマス師は、眉が吊り上がり、目を大きく見開き、口がOの字型の顔立ちをしている。
主人公とも言うべき3人(霊?)でも、こんな感じだ。
これ以外にも、時代も階層も人種もまちまちの百に余る霊たちの無数の声が、本書内を跋扈する。

主人公の3「人」がいるのは、この世に執着を抱く死者たちがとどまっている、あの世との中間地帯で、自らの死を認めない彼らは、遺体を〈病体〉、棺桶を〈病箱〉、納骨所を〈病院地〉、墓地を〈病庭〉と呼んでいる。つまり、現世に未練があって自分の死を受け入れられない霊魂たちが〈物質が光となって花開く現象〉=成仏、を逃れるために右往左往しているのだ。

そこに、リンカーン大統領の幼い息子ウィリーの遺体が運ばれてくる。ところが、ウィリーは一向に「成仏」しようとしない。大人の死者は此岸と彼岸の間に居られても、子供がこの場所に長くとどまれば、苛酷な末路が待っている。物語は、何とかそれを阻止して彼を“成仏”させようとする三人の死者たちの一夜の奔走を描くが、ウィリーという無垢な魂の到来は死者たちにも変化をもたらし、ひいては父リンカーンや南北戦争、奴隷解放の行方さえも変えていく。
 
本来の主人公とも言うべきリンカーンの、(思わず眼頭が熱くなる)愛息を失った悲しみも、南北戦争の最高司令官としての悩みも、三人の霊たちの、生者に入りこみ、その心を読むという特殊能力を通じて語られる。
それゆえにだろうか、「すべての人の中心部分には苦しみがある。必ず終わりが来ること、その終わりに至るまでに数多くの喪失を経験しなければならないこと」という霊魂ヴォルマンのモノローグがじわじわと胸に迫って来る。

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紙の本

初長編

2021/07/29 23:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

ソーンダーズ初の長編小説はあのリンカーンの物語だ。アメリカ史上最多の死者を出した南北戦争の最中、大統領リンカーンは幼い愛息を亡くしていた。死者たちの証言によってリンカーンの立体的な姿が浮かび上がることになるこの作品は、また長編小説らしい喪失と再生の物語でもある。

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2018/09/30 11:15

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2018/10/03 15:40

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2018/12/31 15:26

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2019/01/20 11:13

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2019/03/11 09:12

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2019/09/18 23:04

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2024/02/25 20:56

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