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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/06/29
- 出版社: みくに出版
- サイズ:21cm/190p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8403-0715-4
読割 50
紙の本
ソーシャル・プロジェクトを成功に導く12ステップ コレクティブな協働なら解決できる!SDGs時代の複雑な社会問題
「協働ガバナンス」「主体性と関係性の相乗効果」「共有できる目標」という3つのポイントを、複雑な社会問題に挑むソーシャル・プロジェクトの現場で使いこなし、成功に導いていくた...
ソーシャル・プロジェクトを成功に導く12ステップ コレクティブな協働なら解決できる!SDGs時代の複雑な社会問題
ソーシャル・プロジェクトを成功に導く12ステップ コレクティブな協働なら解決できる! SDGs時代の複雑な社会問題
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商品説明
「協働ガバナンス」「主体性と関係性の相乗効果」「共有できる目標」という3つのポイントを、複雑な社会問題に挑むソーシャル・プロジェクトの現場で使いこなし、成功に導いていくために必要な考え方と進め方を解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
今、社会には、子育てストレス、介護負担、貧困、地域活性化、気候変動、国際紛争など本当にさまざまな問題があります。そして、その問題に対して、長い年月の間、多くの人々が取り組んで来ましたが、未だに多くが解決していません。これらは一つの原因や理由だけ起きているわけではなく、複数の要因が相互に影響しあって生じた「複雑な問題」です。こうした問題は、これまでのように問題を要素に分解したり、原因を取り除くようなシンプルなアプローチではうまく解決できません。複数の解決策が相互作用しながら問題に対応できる状況をつくる、言い換えるなら「問題に対応できる社会システム」を生み出す必要があります。では「問題に対応できる社会システム」をつくるためにはどうしたらよいのでしょう?
本書では、そのための方法として、多くの人と組織がつながるソーシャル・プロジェクトを紹介しています。著者らはこれまで環境問題や福祉、地域づくり、国際協力などの社会問題をさまざまな地域、立場でかかわってきました。そこでの具体的な経験と知識をもとに、ソーシャル・プロジェクトを現場で使いこなし、成功に導くために必要な考え方と進め方をまとめました。
SDGs(世界を変えるための17の目標)が注目されている今、一人ひとりの個人、すべての組織が、変革の担い手であることを求められる時代になりました。本書は、これからソーシャル・プロジェクトを始めようと考えている人にも、すで取り組んでいる人にも、そして壁にぶつかり悩んでいる人にも、ぜひ手にとっていただきたい1冊です。
本書の第Ⅰ部ではソーシャル・プロジェクトに取り組む前提をまとめています。
第1 章では、2020 年代、SDGs が広がる世界でのソーシャル・プロジェクトの基本的な考え方を、第2 章では、問題解決の意味が、単純な問題から” 複雑な問題” に変わることで、どう変わっていくのかまとめました。第3 章では、コレクティブな協働を行うための協働の進め方(協働ガバナンス)のポイントを整理しています。
第Ⅱ部では、ソーシャル・プロジェクトの進め方を12 のステップに分けてまとめました。各ステップで、ぶつかりやすい壁を乗り越えるために、どのように考え方や動き方をシフトするかをまとめています。ソーシャル・プロジェクトの課題や難しさは、事前に勉強したり考えたりしている時よりも、実際に動いて経験してみて初めて気付くものが多いのです。そこで、ソーシャル・プロジェクトの実践の現場で困った時に参照しやすいように、ステップごとに使える概念や手法をコンパクトにまとめています。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第Ⅰ部 ソーシャル・プロジェクトの成功に求められる視点・視座 要素ごとの解決から集合的(コレクティブ)な解決へのシフト
- 第1章 ソーシャル・プロジェクトの成功の条件
- 1 複雑な社会問題に挑むソーシャル・プロジェクト
- 2 SDGsが企業、地域にもたらすこと
- 3 ソーシャル・プロジェクトの陥りやすい失敗―単独で行う限界、協働でぶつかる壁
- 4 論理的に分解する問題解決から、動的で包括的な問題解決へ
- 5 一つになる組織化から、個々を活かすコレクティブな協働へ
- 6 つながる力を新しい未来の創造に活かしてソーシャル・プロジェクトを成功させよう!
- 新しい社会システム構築による価値創造を目指すソーシャル・プロジェクト事例
著者紹介
佐藤 真久
- 略歴
- 〈佐藤真久〉1972年生まれ。東京都出身。東京都市大学大学院環境情報学研究科教授。
〈広石拓司〉1968年生まれ。大阪市出身。株式会社エンパブリック代表取締役。
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紙の本
現代の複雑な社会的課題を解決するためのノウハウを紹介した書です!
2018/12/05 09:47
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代社会には貧困、地域格差、気候変動、国際紛争など様々な問題が山積しています。こうした問題は従来からその解決に向けて取り組まれてきたことは確かですが、未だに解決できない大きな問題です。その理由は、これらの問題が多分野と複雑に絡み合っており、一つの要素を解決するだけでは全体の解決には至らないという問題構造を内在しているからです。ここで必要となるのが「それに対応できる社会システムを構築」するということです。そして、ソーシャル・プロジェクトとして考えることが必要不可欠になってきます。本書は、そうした複雑な問題を解決するための方法論、思考力、ノウハウを教示してくれる画期的な書です。