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紙の本
鳥類学者無謀にも恐竜を語る (新潮文庫)
著者 川上和人 (著)
恐竜は鳥も同然である。鳥類学者が、鳥類と恐竜の緊密な類縁関係を拠り所とし、鳥類の進化を再解釈し、恐竜の生態を復元する。鳥類学者の目から見た恐竜の姿とは?【「TRC MAR...
鳥類学者無謀にも恐竜を語る (新潮文庫)
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商品説明
恐竜は鳥も同然である。鳥類学者が、鳥類と恐竜の緊密な類縁関係を拠り所とし、鳥類の進化を再解釈し、恐竜の生態を復元する。鳥類学者の目から見た恐竜の姿とは?【「TRC MARC」の商品解説】
鳥類学者はおおいに恐竜を語っていいのだ。ティラノサウルス、アパトサウルス、地上に君臨した恐竜の子孫こそ鳥なのだから。ということで、本邦が誇る現生鳥類研究者の化石時代への大航海が始まる。どんな色でどのように鳴いたのか。樹上に巣を作るものはいたのか。鳥類の進化を辿り、恐竜の生態を復元する、野心的試み。抱腹絶倒しつつ知的興奮を存分に味わえる、とびきりの科学エッセイ。【商品解説】
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紙の本
いつものクオリティ
2018/09/07 02:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
川上さんの本、三冊目。いつも通りのクオリティ、というかこの本が一作目なのか。処女作らしく、やや控えめでまじめ。2013年の本だけど、十分刺激的。やたらにカラフルな昨今の恐竜図鑑に対する思いには凄く共感。それにしても「恐竜は鳥として生き残っていた」というのと「恐竜は鳥の一種」というのでは随分印象が違う。願わくば恐竜には特別な存在であって欲しい、ひいき筋としては。
紙の本
娯楽×知識=極上
2018/08/29 00:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本業の恐竜学が今、どういう位置にあるのかは知らないけれど、
今、生きている生物の研究者が恐竜を考えるというプロセスは、
とても大事だなー、と思える1冊。
本の中では恐竜が生きていた。
「生物の本」では本川さんの本以来だけれど、
あちらは主に原生生物に近い生物群を対象にしていたので、
あまり感じなかったのだけれど、
進化というのはかなりご都合主義的なものだと感じる。
もちろん都合に合わなかったその他が排除された結果なのだろうけれど。
たとえば、人類でもずっと泳いでいたら
「腕が伸びた」とか「水かきができた」なんて話はある。
“こうなればなあ”という個体の願いが進化を作ってきた、
というのは夢の見すぎだろうか。
生物は細胞で構成されていて、
生物の意志で進化が促進されるのなら、
つまり細胞の生存機能がそれを作りだすわけで、
種の競争というのはつまるところ、
細胞による細胞のための、種を使った代理戦争なのかな、と。
そんなことを思ったり。
最後に。
鳥類と哺乳類は、
それぞれ別ルートで恒温という機能を得たんだろうな。
紙の本
初心者の大人が楽しく読める
2020/04/23 10:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
鳥類学者である筆者が,恐竜について鳥類との比較から考察する本。恐竜の色,鳴き声,子育て等を鳥類の生態からそれなりの根拠(らしきもの)から導き出していて,「こういうことを考える人もいるんだなぁ」と感心して読みました。幼き頃より恐竜にさしたる興味を持っていなかった私には,とても新鮮な本でした。
昭和~平成の小ネタがちりばめられていて,多分わかる人にはクスっと笑えます(私はいくつかわからない小ネタがありました。)。あとは,筆者の日本語表現が豊富で面白かったです。
紙の本
軽妙な語り口
2019/07/28 20:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミナレット - この投稿者のレビュー一覧を見る
形態的な鳥類学の視点から恐竜にアプローチしてみるとどうなるか、というテーマの一般向け著作。文系脳でも読めるのがありがたい。恐竜絡みの本を読んだのは小学生以来だったが、以外と面白かった。