紙の本
慧眼ってすごいな。
2018/12/26 15:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sika - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界の優れた教養をもつ方々の未来に対する考え方が知りたくて
この本を手に取りました。同じ事象に対して考え方が違っても
それぞれの鋭い視点から説得力のある説明がされており
大変参考になりました。自分には全くない思考回路なので
いい刺激になりました。ぜひ現代の洗練された知に触れてみては。
電子書籍
混沌とした世界
2019/02/15 16:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いのぜい - この投稿者のレビュー一覧を見る
混沌とした世界の中で、優れた知性に学ぶことがこれほど重要になったことがあるだろうか。世界が空間的時間的に近くなり、その中で生きていくことが恐ろしくなることを感じている私にとって、現実と、将来への希望が交差する時間を過ごせたことは、貴重なことだ。
投稿元:
レビューを見る
やっと読了σ^_^;
オムニバス形式でインタビューが続きます。
ハラリさんの
近い将来、「役立たず階級」が大量発生する
という章はなかなかショッキングでしたね。
AIが人の代替をした後の世界は今の教育では救えない。
いや掬えない。
それこそ学校教育ができてからは社会に出た後の実学を教えることができたと思います。
でもAI後の未来は今誰も見通せないんですよね。
ここに挙げられた「知の巨人」でもデストピアとユートピアが甲論乙駁するんですから。
息子にAI好きやなあと言われます。
でもこれからはAIがわかってないと生きていけない時代が来るでしょう。
さあどうする…
投稿元:
レビューを見る
世界有数の知性たちへのインタビュー集。
気になっていた本の著者の話が読めて、やはりその本も読まねばと思った。
さらっと読めるが、目を開かせるような話もあって、まさに「安くてうまい」本。
投稿元:
レビューを見る
ジャレド・ダイアモンド、ユヴァル・ノア・ハラリ、リンダ・グラットン、ニック・ボストロム、ダニエル・コーエン、ウィリアム・J・ペリー、ジョーン・C・ウィリアムズ、ネル・アーヴィン・ペインターを相手にした今後の世界経済の10−50年単位の変化を聞く対話集。
主にテクノロジーの進化により、世界と社会の間の格差がさらに広がり、市民の不満、政治経済状況の変動性が高まる。現状の民主主義とそれに選ばれたリーダーは必ずしもこの複雑な変化に対応できていない。
投稿元:
レビューを見る
ジャレド・ダイアモンドやユヴァル・ノア・ハラリ、リンダグラットンなど、各方面で未来を予測する「知の巨人」たちへのインタビューを一冊にまとめたもの。それぞれの方々の主張や予測は面白いのだが、何しろ一人一人の分量が少なく、物足りない。さわりはこれで良いが、やはりそれぞれの著作を読むほうが手応えがある。
投稿元:
レビューを見る
これからの社会や世界の動きについて、知の巨人たちにインタビューしている。AIの普及とともに世界が大きく変わる。これは技術革新の影響といことではなく、知の格差が大きくなり、イコール貧富の格差である。世界人口が急増している中、環境資源の利用格差も問題化しており、循環型社会の構築が上手く行かなければ、世界はもっと混沌した状況に追い込まれるとか
投稿元:
レビューを見る
AIの進歩により、役立たずになるかどうかの瀬戸際に立たされているのだと強く認識できた。AIに負けないように、今の自分に何ができるのかを真剣に考えてスキルアップしていかなければいけない!!
投稿元:
レビューを見る
「銃・病原菌・鉄」のジャレド・ダイアモンドなど八人の「知の巨人」とのインタビュー。「サピエンス全史」のユヴァル・ノア・ハラリは、近い将来「役立たず階級」が大量に発生すると言う。AIが進化すると今までの職業が無くなるからと。どうやって一般人は生きていったらいいのか?
投稿元:
レビューを見る
鋭い現状分析と未来予測にただただ圧倒される。特に、著名なダイヤモンド、ハラリ、グラットンの3氏の慧眼には身震いしてしまう。
投稿元:
レビューを見る
不思議な本ですね。近未来の文明論を語るジャレド・ダイアモンド、ユヴァル・ノア・ハラリ、リンダ・グラットン、ダニエル・コーエン、ニック・ボストロムだけかと思ったら、。アメリカ社会や北朝鮮の問題に関してのウイリアム・J・ペリー、ネル・アーヴィン・ペインター、ジョーン・C・ウイリアムズのインタビューが掲載されている。まるで別のタイトルの本が2冊合わさって1冊になっているという、世の中こんな本があるんだなと言う珍書です。と言うより単にページ数を増やしたいだけの出版社のトンチンカンな仕業といったところか。
それは置いといて、前段の近未来文明論の各研究者のうち、ユヴァル・ノア・ハラリ氏とニック・ボストロム氏の慧眼は際立っている。一方で肝心の大御所ジャレド・ダイアモンド氏は、意外に?マークのことも主張している。狩猟採集民族が現代とは比較しようもない社会なのに持ち上げてしまったり、日本の人口減少の真の問題を理解していなかったり、と著書「文明崩壊」にも散見された誤解が同様にある。またダニエル・コーエン氏も、人間の自我と人工知能の関係性についての知見に?マークの見解があったりという印象。
一方でユヴァル・ノア・ハラリ氏の述べる近未来の世界は納得できるものですが、その世界になるにはもう30年ぐらいかかりそうな印象。テクノロジーと時代の進歩は、予想外に早く来るものもあれば。意外に早く来ないものもあります。例えばスマホのような世界は早いなと言う印象ですが、燃料電池車については、中々、普及せず。というより多分普及しない可能性を高く感じます。したがって近未来のテクノロジーというのは、実現するかしないか?よく見極めないといけないなということです。
投稿元:
レビューを見る
最先端の知識人へのインタビュー集。学際的に研究し、歴史と現在を俯瞰してビッグ・ピクチャーを描く人たちの視点は魅力的。さっそくジャレド・ダイアモンドとユヴァル・ノア・ハラリの本を注文した。他の人たちの本も順に読んでいきたい。
この本は同じ大野和基さんのPHP新書「知の最先端」の続刊にあたるのだろうか。あのときもシーナ・アイエンガーやダロン・アセモグルの名前を知り、アマゾンのお気に入りに本を片っ端から登録した。いい企画だと思う。
投稿元:
レビューを見る
人工知能と格差を主題にインタビューしたもの。ダイアモンド、ハラリ、コーエンがよかった。
民主主義は、人類が直面している難題を処理する能力を失いつつある。テクノロジーの進展によって経済や社会が変化するスピードが加速しているため、有権者も政治家も、世界で何が起きているのか、将来どうなるのかを理解することができなくなっているため(ハラリ)。
テクノロジーが多くの格差をもたらし、多くの人が取り残された。テクノロジーの直接の恩恵を受けている人の生産性は向上したが、その範囲は限られている(ダニエル・コーエン)。
ベーシックインカムは、何が不可欠でいくら必要なのかを決めるのが難しく、コンセンサスを得ることができない。また、すべての国は貿易でつながっており、発展途上国は単純労働に依存しているが、他国の労働者に払うべきかという問題もある(ハラリ)。
投稿元:
レビューを見る
著名な研究者や思想家のインタビュー。現在の時の人の、それぞれの考えが要約されている。
読み応えはないが、インスタントでわかりやすく手っ取り早い。
入門書として良い感じ。
投稿元:
レビューを見る
知の巨人達の話は面白かったが,一方で以外と普通のことを考えているんだなと感じた.未来は基本わからないので,かもしれないとしか言えない.だったら僅かでもいいから未来を創れる人間になりたいと感じさせられた.