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紙の本
ケンブリッジ・サーカス (新潮文庫)
著者 柴田元幸 (著)
オースターに会いにニューヨークへ。かつて住んだロンドンへ。兄を訪ねてオレゴンへ。ダイベックと一緒に六郷土手へ…。著者がこれまでいた場所ややったことについて綴ったエッセイ。...
ケンブリッジ・サーカス (新潮文庫)
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商品説明
オースターに会いにニューヨークへ。かつて住んだロンドンへ。兄を訪ねてオレゴンへ。ダイベックと一緒に六郷土手へ…。著者がこれまでいた場所ややったことについて綴ったエッセイ。「バレンタイン」から9篇を加えて文庫化。〔スイッチ・パブリッシング 2010年刊の増補〕【「TRC MARC」の商品解説】
米文学者にして翻訳家の著者が、少年時代の記憶や若き日の旅、大切な人との出会いを、エッセイ・紀行・自伝的短編小説で想像力豊かに描き出す。ヒッチハイクで旅したイギリス、P・オースターと語り合ったニューヨーク、兄を訪ねたオレゴン。東京の六郷で過ごした少年期を回想しつつ、S・ダイベックと京浜工業地帯も訪れる……。『ケンブリッジ・サーカス』に新たに掌篇 9 作を加えた一冊。【商品解説】
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読書の旅は時空も超える
2020/08/07 23:22
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
柴田氏の選ぶ物語は、「どこに居ようと、旅人の目線で描がいてしまう」作家のモノが多いような気がするが、その人が書く「旅のエッセイ」とくれば興味津々。
で、実際、旅の話は、空間的な移動を超えて、過去と現在、そして、物語り世界の中まで飛んでいったかと思えば、自らが暮らす身近な街まで旅をする。最終章は、教鞭をとる東大本郷あたりの話。読者である私もよく知る場所なので、柴田センセイとどこかでリンクしないかと虎視眈々と読む。