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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/06/30
- 出版社: 信濃毎日新聞社
- サイズ:19cm/253p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7840-7331-3
紙の本
満州分村の神話 大日向村は、こう描かれた (信毎選書)
著者 伊藤 純郎 (著)
国策の模範となった長野県の寒村・大日向村は、メディアの中でどう称賛され、語られたのか? 大日向村の満州分村について、戦後、満州から引き揚げ、浅間山麓に再入植した第三の大日...
満州分村の神話 大日向村は、こう描かれた (信毎選書)
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商品説明
国策の模範となった長野県の寒村・大日向村は、メディアの中でどう称賛され、語られたのか? 大日向村の満州分村について、戦後、満州から引き揚げ、浅間山麓に再入植した第三の大日向といわれる軽井沢大日向も含めて解説。【「TRC MARC」の商品解説】
国策として満州開拓が進められた時代、村を二分して入植する単独分村を決め、短期間で人員の送出を実現、全国でも模範とされたのが長野県東部の山村、現佐久穂町の大日向村です。満州への分村促進のため、写真誌や小説、映画、演劇など様々なメディアに喧伝されることにより、「理想郷」として神話化されていきました。メディアの中で大日向分村がどう描かれ報じられたのかという視点から、理想とうたわれた分村の虚像と実態を検証します。大日向村の開拓団本隊送出から今年で80年。夢破れ、想像もしなかった苦難の帰還を経て、軽井沢に新たな定住の地を得るまでの道筋を、地元でも記憶が薄れゆく中で改めて問い直します。【商品解説】
目次
- 満州分村‐プロローグ
- 満州分村大日向
- ・大日向村の分村計画
- ・満州大日向村の誕生
- 語られる分村計画
- ・単村分村という報道
- ・単村分村という神話
- 描かれた大日向村
- ・小説『大日向村』
- ・新劇「大日向村」
著者紹介
伊藤 純郎
- 略歴
- 〈伊藤純郎〉1957年伊那市生まれ。筑波大学人文社会系歴史・人類学専攻長・教授。博士(文学)。専門は日本近代史・歴史教育学。著書に「郷土教育運動の研究」「歴史学から歴史教育へ」など。
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