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紙の本
心花堂手習ごよみ (ハルキ文庫 時代小説文庫)
著者 三國 青葉 (著)
日本橋の小松町にある「女筆指南心花堂」は、匂坂初瀬が師匠を務める、女子だけを集めた手習い所。移ろいゆく江戸の四季の中で、心花堂と筆子たちの事件を解決していくなか、やがて初...
心花堂手習ごよみ (ハルキ文庫 時代小説文庫)
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商品説明
日本橋の小松町にある「女筆指南心花堂」は、匂坂初瀬が師匠を務める、女子だけを集めた手習い所。移ろいゆく江戸の四季の中で、心花堂と筆子たちの事件を解決していくなか、やがて初瀬にも恋の訪れがきて…。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
倒書 | 7−56 | |
---|---|---|
いずみ屋 | 57−99 | |
朝顔 | 101−158 |
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時代小説かと思えば、少女漫画な展開。
2018/10/02 20:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半は、手習所の師匠と筆子たちの日常が主体で、時に事件に遭いつつ両者の距離が縮んでいくーという流れ。会話や背景が現代調にすぎるところはあるものの、ほのぼのとした雰囲気は悪くなかった。
だが、主人公の以前の奉公先の男が訪ねてきてから、何だかおかしくなってくる。一気に恋愛話に偏っていくのだ。恋愛話に展開していくのも、ストーリーの中に自然に織り込まれていればいい。が、この作品ではあまりにも強引で唐突なので、何だか滑稽な印象を受ける。筆子の女の子たちが大の男相手に恋話を聞きだすのも不自然なら、いきなり視点が複数の男に切り替わるのもおかしい。せめて視点は統一してほしい。
極めつけはラスト。ベタといえばベタなラストだが、時代小説でまさかこんなことになるとは…。ラブロマンス系時代小説と名づけたくなる展開だった。