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紙の本
おとうさんとぼく 新版 (岩波少年文庫)
子煩悩なおとうさんと、やんちゃな幼い息子。名コンビがくり広げる日常を切りとり、ユーモアたっぷりに描いたドイツ生まれのコマ漫画の傑作134篇を収録。巻末に上田真而子による解...
おとうさんとぼく 新版 (岩波少年文庫)
おとうさんとぼく
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商品説明
子煩悩なおとうさんと、やんちゃな幼い息子。名コンビがくり広げる日常を切りとり、ユーモアたっぷりに描いたドイツ生まれのコマ漫画の傑作134篇を収録。巻末に上田真而子による解説と、ケストナーのエッセイを掲載する。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- お手上げだ!
- すてきなおとうさん
- おもしろい本
- ぼくの家出
- おたんじょう会
著者紹介
e.o.プラウエン
- 略歴
- 〈e.o.プラウエン〉1903〜44年。ドイツ生まれ。本名エーリヒ・オーザー。新聞画家として活躍。e.o.プラウエンの筆名で大手週刊紙に「おとうさんとぼく」を連載し、国民的な人気を得た。
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紙の本
大好き!ヒゲ父さん!
2020/04/10 23:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ベニテングタケ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「大好き!ヒゲ父さん」を借りて読んだことがあって、心に残っていたのだけど本のサイズが小さい岩波少年文庫の方が良いと思ってこちらを購入。
大人だけど「ぼく」と対等に張り合うヒゲ父さん。
本当に家族で一緒にいたら「ぼく」の立場だったら楽しいだろうけど
夫人もしくはママの立場だとすごく困るだろうね。
だから、この漫画にはほとんど出てこないのかもしれない
そして、この漫画は最後までちゃんと読まなきゃダメだと思う。
紙の本
冒険してる?
2020/11/08 07:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2020年に創刊70周年を迎えた岩波少年文庫は今までに460点を超える作品を出してきたそうです。
その中でも、e.o.ブラウエンのこの作品はかなり異色といっていいと思います。
実はこれは漫画なんです。
岩波少年文庫に漫画があったなんて知らなかったので、少しびっくりしました。
しかも、1985年に初版が出ていて、2018年に新版として編集されているように、きっと子供たちに人気の高い一冊なのだと思います。
この漫画の作者e.o.ブラウエンは1930年にドイツに生まれました。
若い時の友人に児童文学の傑作『飛ぶ教室』を書いたケストナーがいます。(この本の巻末にはケストナーのエッセイも収められています)
e.o.ブラウエンがこの漫画を描いたのは1934年で、ナチが台頭してきた暗い時代です。
しかも彼は戦争が終わる直前ゲシュタポに逮捕され、死んでしまいます。
彼が残した漫画は楽しいけれど、そこには時代に犠牲になった作者がいたことを知ることも大切です。
この本の漫画はいわゆるコマ漫画です。
日本では新聞にあるような四コマ漫画がよく知られていますが、ここには四コマであったり六コマであったり決まっているわけではないようです。
登場するのはタイトルでもわかるように、頭髪が少ないお父さんといたずら好きの息子です。
なので髪の毛についてのギャグがたくさんあります。
ちょうど長谷川町子さんの「サザエさん」の波平さんとカツオくんの関係に似ていて、日本の笑いの感覚にとても近いのではないでしょうか。
こんなに楽しい漫画をありながらも戦争をしていた暗い時代。
やっぱり漫画は明るい時代に楽しみたいものです。