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紙の本
悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト パガニーニ伝 (新潮新書)
著者 浦久俊彦 (著)
守銭奴、女好き、瀆神者。なれど、その音色は超絶無比−。19世紀の「悪魔ブーム」をブランディングに用い、超絶技巧で人々を熱狂させた史上最強の演奏家ニコロ・パガニーニの、本邦...
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悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト―パガニーニ伝―(新潮新書)
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商品説明
守銭奴、女好き、瀆神者。なれど、その音色は超絶無比−。19世紀の「悪魔ブーム」をブランディングに用い、超絶技巧で人々を熱狂させた史上最強の演奏家ニコロ・パガニーニの、本邦初の伝記。【「TRC MARC」の商品解説】
守銭奴、女好き、瀆神者。なれど、その音色は超絶無比。19世紀の悪魔ブームをブランディングに用い、超絶技巧で人々を熱狂させた「史上最強の演奏家」パガニーニ。謎と伝説に包まれたその生涯を解き明かす、本邦初の伝記。【商品解説】
ニコロ・パガニーニ。全身黒ずくめの姿で繰り出す超絶技巧で人々を熱狂させた、空前絶後のヴァイオリニストである。「悪魔ブーム」をブランディングに用い、巨万の富を築いた守銭奴にして女好き。「無神論」の烙印を押され、遺体となっても欧州をさまよった彼には、「幽霊となって音色を奏でている」との伝説も生まれた。十九世紀に鮮やかな刻印を残した「西洋音楽史のメフィストフェレス」、本邦初の伝記登場!【本の内容】
巨万の富を築いた守銭奴かつ女好き、超絶技巧で大衆を熱狂させた空前絶後のヴァイオリニストの真実とは。本邦初のパガニーニ伝。【本の内容】
著者紹介
浦久俊彦
- 略歴
- 〈浦久俊彦〉1961年生まれ。文筆家・文化芸術プロデューサー。一般財団法人欧州日本藝術財団代表理事。著書に「フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか」など。
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ラ・カンパネラ、そのままのパガニーニの人生
2021/04/01 10:52
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの何かに追われているか、憑かれているかのような速く激しい曲、ラ・カンパネラ。作者、パガニーニ自身の一生を表現したのか、と思えるほど波瀾万丈だったニコロ・パガニーニの人生。
ヨーロッパ中で、パガニーニ・グッズやパガニーニの髪型などが大流行し、パガニーニ・フィーバーが巻き起こったのだから、劇的な変化の多い人生になっていくのも仕方がないのだろう。
パガニーニを悪魔の手先のように見做していたカトリック教会が、パガニーニ亡き後、彼の埋葬を拒んだため、なんと五十六年にも渡ってパガニーニの遺体は、あちこちさまようことに、、、、、死してなお波瀾万丈。パガニーニは、それを予見していて、あのラ・カンパネラを書いたのかもしれない。