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投稿者:ホンだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自慢話はいいので、もう少し本音が知りたかったです。知りたいことは、読者はそこじゃあなかったとおもうのです。
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シリコンバレーでのエンジェル投資は儲かるのでお勧めする。だが、初心者が始めるのは少々難しい。
最近は、実績あるエンジェル投資家が投資組合(シンジケート)を組成している。
まずはそこに加入し、先輩の投資を勉強しながら適度なリターンをもらう。
成功する企業は結局は創業者。重要ではなく創業者が全て。を見つけるために、以下の4つの問いかけをしている。
・あなたは今どんな仕事をしていますか?
・あなたはなぜこれをやっているのですか?
・なぜ今なら、このアイデアが成功すると思いますか?
・あなたの不当なまでの優勢は何ですか?
どのスタートアップが大成功を納めるかは誰にも分からないが、成功の見込みがない創業者やアイデアは比較的容易にわかる。
スケールの小さなアイデアと元気のない創業者だ。
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起業家と投資家を巡るシリコンバレーの生態系の理解と哲学、そこから日本での今後のエコシステムの発展に想像を膨らませながら読了
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印象に残った記載のメモ。将来的にエンジェル投資家になるような目があるようであれば、借りるのではなく是非購入したい本。
・エンジェル投資家は世界をよりよくする伝道師であること
・エンジェル投資家は創業者に大きくものを考えてもらうための盾になること
・エンジェル投資家とは、プロダクトやビジネスモデルに投資するのではなく人に投資するということ
・エンジェル投資家は自分の使命を熟知し、苦しいときに逃げ出さない創業者を支援し続けること
・エンジェル投資家は常に脱学習し続けなければならないこと
・それぞれの投資についてディールメモを残す
・ビタミンか、鎮痛剤か
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エンジェル投資家の考え方、リアルについて、記載された本。個性やその世界観が表れており、面白いとともに、関連した業務を行なっていると大変参考になって良い。
<メモ>
・エンジェル投資家が探しているのは、ワイルドカード。優れた創業者はほぼ全員が頑固で熱狂的なワイルドカード。つまり自分のビジョンを追うことに懸命で他人の感情などには全く注意を払わない人種。
・投資家への重要な4つの質問
1この創業者はなぜこのビジネスを選んだのか
2この創業者はどこまで本気なのか
3この創業者がこのビジネスで成功するチャンスはどのくらいか。人生ではどうか
4成功した時の収益や私へのリターンはどのくらいか
・有能な創業者であるかどうかを図る質問
1競合について教えてください。
2どうやって利益を出しますか。
3顧客にはいくら請求しますか。
4平均的な顧客はいくら使いますか。
5このビジネスが失敗する理由のトップ3を聞かせてください。
→有能な経営者は簡潔に明確に答えられる。曖昧に冗長に的外れな回答、能天気な回答する人は失敗する。
・人は自分に嘘をつき、投資家に嘘をつき、世界に嘘をつくが、事実に関わる嘘(フェイスブックやグーグルのような)と高遠な目標(妄想ともいう)との間には違いがある。全てがうまくいけば後者はうまくいく。
・投資家に月次報告を送らないスタートアップは廃業に追い込まれる。最新状況を投資家に知らせることは創業者にとって絶対条件。
・再投資すべきかのシンプルな指標
売上を上げているならばその後の売上が予測できるはず。ブリッジ資金を提供する場合、その金で何を提供できるか、創業者と率直な会話を行うべき。ゴールと新しい資金でスタートアップがどう変わるのかをプレゼンさせるべき。多くの創業者は機能のデスマーチと呼ばれる状態、すなわち機能を追加すれば現状を打破できると信じている。ほか救世主探し、パートナーパレードなどの症状がある。
・
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エンジェルに興味を持って読んだ。
結構赤裸々に書いてあって、トップエンジェルの生き様が回見えて面白かった。
(カラカニスさんはuberなどに投資したトップエンジェルの一人)
# 印象に残った点
- エンジェル投資は、成功する事業を見抜くのではなく、成功する起業家を見抜く
- エンジェル投資は、99負1勝の形。その一勝で大勝ちする。
-スケールできるビジネスを探せ
- エンジェルノートを作ろう
-ミーティングではYESもNOも言わない
-エンジェルやるならシリコンバレーに限る
-エンジェルシンジゲートを作ってみよう!
-ポーカ好き = 相手の佇まいから相手の手の内を読む、勝つまで市場に居続ける
-NOではなく、「まだ」と言おう。
# エンジェル投資家が投資家に聞く4つの質問
-この創業者はなぜこのビジネスを選んだのか?
-この創業者はどこまで本気なのか?
-この創業者がこのビジネスで成功するチャンスはどのくらいか?人生ではどうか?
-成功した時の収益や、私へのリターンはどれくらいか?
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スケールと経営者を見る。とくに経営者は質問によって見極める。ビジネスの目的・理由、技術革新など今である必然性、ネットワークなど特別な優位性。
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『エンジェル投資家』読んだ。日本とシリコンバレーでエコシステムの成熟度が桁違いということは措いても、無数の体験に裏打ちしたプレイングスタイルはめちゃリアリテイがある。「小さくスタートするのは構わないが、小さく考えてはダメだ」に痺れる。訳が読み易い。
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教科書的なものではなく、ブログ風に実践、現場的に業界について著したもの。
やや漠としたところがあるが、実践的なノウハウを知ることができるのは興味深い。
結局は、「人が重要なのではない、人がすべてなのだ」
創業者をどう評価できるか、ということなのだろう。
創業者への4つの質問
1.あなたは今どんな仕事をしていますか?
2.あなたはなぜこれをやっているのですか?
3.なぜ今なのか?
4・あなたの不当なまでの優位性はなにか?
投資家への4つの質問
1.この創業者はなぜこのビジネスを選んだのか?
2.この創業者はどこまで本気なのか?
3.この創業者がこのビジネスで成功するチャンスはどのくらいかー人生ではどうか?
4.成功したときの収益や私へのリターンはどのくらいか?
創業者への質問(戦術的質問)
1.競合について教えてください
2.どうやって利益を出しますか?
3.顧客にはいくら請求しますか?
4.平均的な顧客は幾ら使いますか?
5.このビジネスが失敗する理由のトップ3を聞かせてください
有能な創業者なら効率よく答えられる。
黒帯になれるのは寡黙で集中力のある生徒だけだ。
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ストーリーとしてとても面白かった。日本でもエンジェル投資家が今後増えて、投資のシンジゲートプラットフォームが出てきそうである。ちょっと誤字が多かった。
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VCとエンジェル投資家はほぼ同じだと思っていたのですが、まったくちがうものだと本書を通じて理解した。
本書を読んで、エンジェル投資家という職業を理解し、また自信でもできる可能性を感じた。
一方でこれから起業を目指す人にも、おすすめしたい一冊。
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(シリコンバレーにおける)起業についての本は多く存在するが、本書はエンジェル投資家の視点で語られているという点でそれらとは一線を画している。
エンジェル投資で「稼げる」理由、エンジェル投資家として成功するための心構え、成功する創業者の見抜き方、投資〜利益確定までのプロセス、という順で本書は構成されており、どの箇所も著者の具体的な経験に裏打ちされた著者なりの見解/エピソードで(かつ、著者らしい歯に衣着せぬ物言いで)埋め尽くされている。
著者の主張の多くは実際にエンジェル投資家を目指す(可能性のある)読者を想定したものだが、そうでなくても日常の仕事で役立つような考え方もあった(機会損失、シンジケートによる小口参加、原子ビジネスとビット・ビジネスにおけるスケーリングの速さの違い、経験則の誤り、質問の仕方/掘り下げ方/指示の仕方/断り方、負けた時の対応、マスコミとの関係等)。
また、(シリコンバレーにおける)起業エコシステムやスタートアップ企業の資金調達について詳しくない読者がその概要を掴むにも良いかもしれない。ちょうどHBOのドラマ「シリコンバレー」を視聴しているタイミングだったため、スタートアップ企業の生活への理解を深めることができた。
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ためにはなるけど、言うほどか?って感じはする
あいや、読む価値はあると思うけど。ハードシングスとかのほうが100倍ためになる
P320 「なぜ成功したのか」については無数の理論がある。~ランダムな現象であってもなんとかして理論を作り上げようとする。「それはたまたまそうなっている」という事実に向かい合うのが怖いからだ。
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エンジェル投資家
シリコンバレーのことを知りたかったが、エンジェル投資の専門書だったのでサラッとしか読んでない。
今現在の世界のスタートアップの源泉であるシリコンバレーのエコシステムのアーリーステージのダイナミクスを学べる。既にシリコンバレーの終わりの始まりが来ているとも言えるが、ここには不変の真理がある。
創業者やイノベーターは金儲けの道具ではなく、未来を広める伝道師だ。
・エンジェル投資
シリコンバレーにいる必要がある。なぜなら世界の中心だから。1に立地、2に立地、3に立地
エンジェル投資家の第一の仕事は、起業家がスケールの小さい後ろ向きの話に耳を貸さないよう盾になること。
エンジェル投資家はプロラタを要求し、増資後も持分割合を維持できるようにすべき
スタートアップの資金調達ラウンド
1. ただ働き
2. ブートストラップ、顧客がついた
3. 親類縁者ラウンド、縁者からお金を集めて繋いでいる
4. 自己資金調達ラウンド、借金してまでというのは常軌を逸している、家族を危険にさらす、アイデアを磨いて投資家を得るべき
5. インキュベーターラウンド、2.5〜15万ドルの資金を得ている、10%程度の持ち分を渡す
6. シード/エンジェルラウンド
7. ブリッジラウンド、6で資金を使い果たしそうになったが損益分岐点に達しない場合の繋ぎ
8. シリーズA、投資家はプロのVC、取締役派遣。
ツイッターで投資しなかった失敗から、どのプロダクトが成功しそうかなど自分には絶対予測できない。だからどの人間が成功しそうか判断する努力をが必要だった。
創業者の見分け方は、創業者が苦しい時に逃げ出すかどうか、資金を調達するまで動かない創業者はダメ
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著者はスタートアップ企業に投資するエンジェル投資家。
スタートアップ企業投資の90%は失敗するが、残りの内の1社でも場外ホームランになればOK。実際著者はあのウーバーに投資した2万5千ドルが現在価値的には3億ドル!に化けていることで、こんなに大口を叩ける訳である。
・エンジェル投資家が探す経営者は、頭がおかしいとかひどいナルシストだとか言われるようなワイルドカード。優れた創業者はほぼ全員が頑固で、自分のビジョンを行うことに懸命で、他人の感情に全く配慮しない、らしい。なるほど、これは覚えておいたほうが良いだろう。
・資金など潤沢でなくとも良い。1984年当時、著者はDOSベースのPC、IBMjr(私も持っていた。会社から安く譲ってもらった)で週60時間もPCで遊んでいた(私もやりました!コマンドプロンプトとか)のに、マイクロソフトに投資するなんて頭の片隅にも浮かばなかったことを悔やんでいる。1万$位当時でもアルバイトで作れたのに・・・。私だって、誰だって、これだけで大金持ちになれたはず・・・残念。