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紙の本
島原の乱 キリシタン信仰と武装蜂起 (講談社学術文庫)
著者 神田千里 (著)
1637年、天草四郎を擁するキリシタンが九州の一角で突如蜂起し、徳川幕府に強い衝撃を与えた。抵抗の論理だけでは説明できない核心は何か、民衆にとって宗教や信仰とは何であった...
島原の乱 キリシタン信仰と武装蜂起 (講談社学術文庫)
島原の乱 キリシタン信仰と武装蜂起
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商品説明
1637年、天草四郎を擁するキリシタンが九州の一角で突如蜂起し、徳川幕府に強い衝撃を与えた。抵抗の論理だけでは説明できない核心は何か、民衆にとって宗教や信仰とは何であったかを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
関ヶ原合戦の記憶も遠のきつつあった1637年、彼らは突如として蜂起した。幕府や各地大名を震撼させ、12万人の大軍をもってしてようやく鎮められた大規模な一揆は、なぜ、いかにして起こったのか? 「抵抗」や「殉教」の論理だけでは説明できない核心は何か。信者のみならぬ民衆、戦国を生き抜いてきた牢人、再改宗者らが絡み合う乱の実相を、鮮やかに描き出した傑作論考! 宗教という視角から戦国時代について深く考察を続けてきた第一人者だからこそ書けた、「神国」思想と日本人という根源的な問題へと切り込む、必読の書。「島原の乱」考察の決定版。(2005年に中公新書より刊行されたものの文庫化)
【本書の内容】
民衆を動かす宗教―序にかえて
第一章 立ち帰るキリシタン
第二章 宗教一揆の実像
第三章 蜂起への道程
第四章 一揆と城方との抗争
第五章 原城籠城
第六章 一揆と信仰とつながり
学術文庫版あとがき【商品解説】
目次
- 民衆を動かす宗教―序にかえて
- 第一章 立ち帰るキリシタン
- 第二章 宗教一揆の実像
- 第三章 蜂起への道程
- 第四章 一揆と城方との抗争
- 第五章 原城籠城
- 第六章 一揆と信仰とつながり
著者紹介
神田千里
- 略歴
- 1949年生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。高知大学教授を経て、東洋大学文学部教授、博士(文学)。専攻は、日本中世史(中世後期の宗教社会史)。主な著書に、『宗教で読む戦国時代』(講談社選書メチエ)、『一向一揆と戦国社会』(吉川弘文館)、『戦国と宗教』(岩波書店)、『宣教師と『太平記』』(集英社新書)、『織田信長』(ちくま新書)など。
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戦国の気風
2021/03/24 13:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
島原の乱は重税に抗しての蜂起と言われるがこの見方は問題も多く、重税に苦しむ領民一般の支持を得たわけではなくキリシタンへの改宗を強制し、改宗を拒んだ民衆に攻撃した。島原の乱は戦国時代にどのように戦乱が起こり民衆がどのように対処したかを知ることができる稀有な事件という視点で島原の乱を考えており面白かった
紙の本
島原の乱を徹底的に研究した画期的な書です!
2019/01/27 16:54
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、1637年に起こった島原の乱を徹底的に研究した作品です。関ケ原の戦いも過去の出来事となった17世紀中旬に、突如として島原の民衆が放棄し、幕府は12万もの兵隊を動員してようやく収めたこの乱は、どうして起こったでしょうか?同書を読めば、読むほど、その不思議さ、当時の社会の状況が理解できます。非常に興味深い一冊です。
紙の本
宗教って、何なんだろうと私は思ってしまう
2023/06/01 16:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
島原の乱で蜂起したキリシタンたちは大軍12万の幕府軍に立ち向かい原城に籠城した、いわば英雄たちという見方を世間はしているかもしれない、私も。しかし、この本ではキリシタンが異教徒に対して「改宗しなけば命はない」と脅して、一揆に加わらしたという事実も明らかにしている、宗教とはいったい、と考えさせられる
紙の本
民衆の怒り
2020/04/26 20:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
10万人を越える討伐隊と、3万人足らずの民間人がぶつかり合う内乱が悲痛です。圧政と禁教によって、虐げられた人たちの想いが伝わってきました。