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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/07/23
- 出版社: 本の雑誌社
- サイズ:19cm/271p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86011-416-9
紙の本
旅する本の雑誌
著者 本の雑誌編集部 (編)
本好きが、本好きに贈る「本の旅」。エリア別2泊3日のおすすめコースや、本屋さん、古本屋さんなど、本にまつわる場所に特化した旅を案内する。『本の雑誌』2017年7月号特集に...
旅する本の雑誌
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商品説明
本好きが、本好きに贈る「本の旅」。エリア別2泊3日のおすすめコースや、本屋さん、古本屋さんなど、本にまつわる場所に特化した旅を案内する。『本の雑誌』2017年7月号特集に書下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
本屋さん、古本屋さんに、文学館、あの小説に登場したカフェなど、本好きには本好きが求める旅がある!ということで“ブック・ツーリズム”に特化した旅行案内が発売です。【商品解説】
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紙の本
本を持って旅に出よう
2019/05/17 07:44
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本と旅は相性がいい。
似た者同士といっていい。
本を読むことは旅をすることに似ているし、旅をすることは真新しい本のページを開くことに似ている。
旅行カバンに何冊も本を詰めて、結局一冊も読めずに帰ってきたこともある。
旅先で何気なく見つけた本にのめり込んだという人も多い。
もともとこの本は「本の雑誌」の2017年7月号の特集「本好きのための旅行ガイド」が基になっている。
それに書下ろしが加わって出版されたもの。
小田原への旅を執筆している坪内祐三氏が雑誌社からの原稿依頼が「二泊三日」であることを告白している。
坪内氏はそういう依頼をものともせず一泊二日の旅ガイドを書いているが、他の執筆者はまじめに二泊三日の旅をすすめている。
どういう場所がすすめられているかというと、「函館・小樽。札幌」(充実してます)、「盛岡・仙台」(これもいい)、京都に大阪、さらには神戸和歌山奈良、「原民喜の広島」とか「沖縄本」めぐりもいい。
もちろん、東京は別の章でたっぷりある。
しかも旅の案内人である執筆者の面々は、本屋さんの経営者だったり編集者だったり、旅の専門家というよりは本の専門家の人たちというのがまたいい。
中でも気に入ったのが書店員歴22年という高頭佐和子さんがすすめる「遠征読書旅」。
しっかりした読書の時間を確保するために、ちょっと遠くへ電車旅をすすめているもの。
こういう読書の仕方は岡崎武志さんもすすめている。
いわく、「こういう読書は、あとあとまで記憶に残ります。」