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紙の本
花仙国伝 1 後宮の睡蓮と月の剣 (角川ビーンズ文庫)
著者 天川栄人 (著),宵マチ (イラスト)
時の“花仙”に見いだされた王が治めてきた瑞湖国。その片田舎で暮らす少女・明遠は、当代の花仙に指名された、といきなり後宮に連れていかれる。美貌の青年、睡蓮の花仙は「次の王は...
花仙国伝 1 後宮の睡蓮と月の剣 (角川ビーンズ文庫)
花仙国伝 後宮の睡蓮と月の剣【電子特典付き】
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商品説明
時の“花仙”に見いだされた王が治めてきた瑞湖国。その片田舎で暮らす少女・明遠は、当代の花仙に指名された、といきなり後宮に連れていかれる。美貌の青年、睡蓮の花仙は「次の王はあなたです」の一点張りで…。【「TRC MARC」の商品解説】
"花仙"に選ばれし者が王となり、百花繚乱の世に――瑞湖国の片田舎で暮らす少女・明遠。ある日突然王宮からお迎えが。当代の花仙、美貌の青年"睡蓮"に指名され、新王として、陰謀渦巻く後宮に切り込む事に!?【商品解説】
著者紹介
天川栄人
- 略歴
- 岡山県出身。第13回ビーンズ小説大賞にて、審査員特別賞を受賞。
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紙の本
頑張って書いてるけど内容は定番
2018/10/29 19:55
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プリンママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人の姿をした植物の花仙という設定は面白いが、普通に仙人とか魔法使いとかと性質はほとんど変わらず独自性に乏しかった。話の内容は庶子として市井で育った主人公が突然王になるように言われて、混乱し自信がなく避けているところから始まって、王を志す王道ストーリーです。色々出てくる予知夢とその対処法は何のひねりもなく王道の展開で、きっかけを読んだだけで落ちまでわかってしまう感じでした。安心感を求めて読む人にはお勧めですが、オリジナリティーを求める人にはお勧めしません。
紙の本
中華ファンタジー?
2018/08/24 17:20
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tolk - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は十二国記みたいだと思ったけれど、読み進める内に、設定がかなり異なることに気がついた。
ある日王が亡くなったが、その王が明遠の父だった。新しい王は血縁者から選ばれ、明遠が選ばれる。王を選ぶ花仙を「ヒツジ」と呼び、王として即位の場に挑む。頭が回るので、傭兵の母の帰りを待っていた明遠は諦めることを小さい頃に学んでしまった。でも花仙の「夢を見ても良い」という一言で明遠は変わった。諦めない、逃げないことを誓い、見事皇太后の陰謀を破り、花仙の睡蓮に、「未明」という真名を与え、即位する。その後、瑞湖国を明遠がどのように治めていくのかという物語を読んでみたいと思った。