男装したら数日でバレて、国王陛下に溺愛されています （ベリーズ文庫）

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投稿者：あいあいあいこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

祖父の判断が、少々甘いな～と読み始めに思いました。けがをしたのもわかります、侍従の仕事が人気らしく、一度手放すと次に復帰が難しい・・しかも世襲ではないけれど、代々務めているという自負もある。だからといって、女性がつけない仕事に孫娘を孫息子の身代わりになんて・・。ばれないわけがない。
まあ、設定なので、それはいいとしても、恋までの国王陛下の気持ちは丁寧に描かれ恋だな～と楽しく読めました。ただ、侍従というお仕事にかけるとか、そういう情熱が孫息子になかったの～とちょっと展開に肩透かしな部分も。
お仕事も恋も、がいいな、と思ったので、そこが残念です。

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投稿者：がろん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

男装ものはあからさまに女なのに「何で気がつかないのか？」というところがお約束の王道で楽しみであり、わかっててもシラケるところではあるのですが、この話はバレる過程も無理無い展開であっさりバレて、その後の王の戯れも王族らしい冷静な駆け引き(家臣にかなり宥めすかされてはいるけど)とかも態とらしくなくご都合主義じゃない感じが良かった。ライバル役も常識の範囲内の立ち回りなので、物足りなさはあるもののドン引きするようなキャラじゃなくて良かったと思う安堵感もある。
ヒロインが前向きなのか後向きなのかよくわからないけど、ふわふわあたふたしているうちに我慢できないヒーローと二人の幸せを願うイイ人達に外堀から固められて絡めとられていくのが楽しい。

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投稿者：夢しだれ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ヒロインの立場を守ってあげつつ、なにかとちょっかいをかけてしまうヒーローが楽しい。
ただ、終盤ちょっと迷走気味なのが残念。ヒロインを信じて、大きな愛で包み込んで、見守っていてあげて欲しかった。
欲を言えば、二人の結婚式で終わりがよかったな。