- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/07/13
- 出版社: 日経BP社
- サイズ:19cm/430p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8222-5575-6
読割 50
紙の本
ワンミッション 米軍発、世界最先端の組織活性化メソッド
著者 クリス・ファッセル (著),C.W.グッドイヤー (著),山田 文 (訳),長尾 莉紗 (訳)
ビジネスリーダーが自分の「チーム・オブ・チームズ」をつくろうと思ったら、どんなステップを踏めばいいのか? サイロ化された縦割り組織を、ハイブリッド型の組織モデルに変容させ...
ワンミッション 米軍発、世界最先端の組織活性化メソッド
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商品説明
ビジネスリーダーが自分の「チーム・オブ・チームズ」をつくろうと思ったら、どんなステップを踏めばいいのか? サイロ化された縦割り組織を、ハイブリッド型の組織モデルに変容させるプロセスを具体的に紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
組織はなぜ、力を発揮できないのか?
本書の最大のテーマは「スタートアップ企業のようなスピードと敏捷さで、大きな組織を動かすにはどうすればいいのか?」。その具体的な方法を、本書は実例をもとに解説する。
現在、ほとんどの組織は、専門性や職務で区分された縦割り型の「官僚制モデル」を採用している。各部署はスピード感をもって動いても、組織全体で見ると、決断や行動に時間がかかり、部署間の連携も悪く、パフォーマンスが出ないケースが非常に多い。複雑性と不確実性が増す現代において、「官僚制モデル」は不適合を起こしている。たとえば「官僚制モデル」の指揮命令系統は、伝言ゲームのように部署や部門をへるごとにメッセージがゆがめられ、不信感が増幅してしまう。その結果、情報の鮮度が落ちる前にスピード感をもって組織全体で生かすことができない。
本書では、従来の「官僚制組織モデル」に「ネットワーク型組織」を重ね合わせた「ハイブリッド・モデル」をそのソリューションとして提唱する。各部門や部署にいるインフルエンサーをバーチャルとリアルの両方で結びつけたネットワークを、既存のヒエラルキー型組織と併存させる方法だ。
組織内の各部門は、その部門の理屈や慣習(「各部門のストーリー」)で動く。全社に目標があったとしても、「各部門のストーリー」を通して独自に翻訳して理解するため、全体として足並みがそろわない。その状況を変えるために、まずは組織全体が従うべき「連携のストーリー」をつくり、組織に浸透させる。これが「ハイブリッド・モデル」導入の基盤となる。そのうえで、各部門と各階層のインフルエンサーが定期的に参加するバーチャルな会議の開催、職権の範囲を明確にした権限委譲、外部の協力組織へのリエゾン派遣など、「ハイブリッド・モデル」を存分に機能させるための仕組みや環境をつくっていく。
著者は、ネイビーシールズ(米海軍特殊部隊)出身。イラクのアルカイダ(AQI)討伐のために編成された特任部隊に従軍した。当初、最新兵器を備えた「官僚制モデル」の連合国軍は、装備の貧弱な「ネットワーク型」のAQIに苦戦した。AQIは神出鬼没で変化のスピードが速く、組織は常に形を変え、一部を叩いてもすぐに再生した。特任部隊は「ネットワーク型」の強みを徹底分析して、従来の「官僚制モデル」も生かした「ハイブリッド型」へと組織を進化させ、AQIを打ち負かした。退役後、特任部隊を率いたマクリスタル将軍とともに、戦地での経験をもとに企業の組織変革を手がけ、「官僚制モデル」から「ハイブリッド型」への移行により組織活性化と高パフォーマンス化に成功している。そのエッセンスを体系化したのが本書だ。【商品解説】
目次
- 第1章 ワンミッション
- 第2章 ハイブリッドモデル
- 第3章 絆をつむぐストーリー
- Case Study インテュイット(ソフトウェア開発)
- 第4章 相互接続性
- Case Study オクラホマ州行政管理総務局(行政機関)
- 第5章 組織の活動リズム
- Case Study アンダーアーマー(スポーツ用品メーカー)
- 第6章 意思決定の裁量
- Case Study メッドスター(医療サービス)
著者紹介
クリス・ファッセル
- 略歴
- 〈クリス・ファッセル〉マクリスタルグループ・リーダーシップ研究所パートナー。イェール大学ジャクソン研究所教員。
〈C.W.グッドイヤー〉ニューオリンズ出身。イェール大学卒業。
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