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商品説明
ウソだらけの鉄道路線図、軍事機密のために地図から消えた鉄道、火山ができて移動を迫られた鉄道…。謎とドラマに満ちた鉄道の世界とその歴史を、地図で読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
今尾氏のネタ&秘蔵地図が満載!「お宝紹介」 ~国土地理院も持っていない? 珍地形図をご開陳~ 第1部 地図から鉄道の変遷が見えてくる 第2部 地図で楽しむ日本の鉄道史 第3部 地図に残された幻の鉄道 コラム:地図(路線図)でたどる鉄道線名の移り変わり 全国遊郭直通列車紹介 ほか。【本の内容】
著者紹介
今尾恵介
- 略歴
- 〈今尾恵介〉1959年横浜市生まれ。(一財)日本地図センター客員研究員、(一財)地図情報センター評議員。「地図マニア空想の旅」で斎藤茂太賞、「今尾恵介責任編集 地図と鉄道」で交通図書賞受賞。
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紙の本
地図鉄本領発揮
2018/10/14 09:46
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投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
地図に造詣の深い著者による地図を題材とした鉄道に関する著作である。従来の著者の著作に比べ、説明に関連する箇所(地図)に矢印が付加され、より理解しやすくなっている。琵琶湖西岸にかって存在していた江若鉄道では、天井川をトンネルで通過する箇所があったらしいが、地図の修正時にそれが誤って橋梁と表記されたり、トンネルは地表面から測量することができないため、鉄道事業者からの資料提供に基づいて地図を作成しているらしいが、上越線の湯檜曽トンネル(ループトンネル)の線形が円形から楕円形に誤って修正された事例など「地図鉄」本領発揮の内容である。また、現在の近鉄南大阪線の起点大阪阿部野橋駅は、開業後約1年で大阪天王寺から改名されたり、かって存在していた神岡鉄道には土(ど)駅という、ローマ字表記で日本で最も短い駅名であったことなど、鉄道マニアにとっては、興味あふれる内容である。