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紙の本
底ぬけビンボー暮らし (講談社文芸文庫)
著者 松下竜一 (著)
売れない作家の台所事情は厳しいが、夕方の妻との散歩、家族や友人との楽しい会話、四季の移ろいや風物を愛でる日々は、何物にも代え難く…。心にしみいる随筆集。【「TRC MAR...
底ぬけビンボー暮らし (講談社文芸文庫)
底ぬけビンボー暮らし
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商品説明
売れない作家の台所事情は厳しいが、夕方の妻との散歩、家族や友人との楽しい会話、四季の移ろいや風物を愛でる日々は、何物にも代え難く…。心にしみいる随筆集。【「TRC MARC」の商品解説】
「売れないものかき」の松下センセは書くのも遅い。過去の著作はどんどん品切れ重版未定の絶版扱いになり、病を押して散発的な注文原稿をこなしても生活は綱渡りだ。そんな作家が一番大事にしているのは夕方の妻との散歩。身の回りの自然、季節の移ろいを全身で体感し、河口に集まるカモメたちに餌をやる日々。子供たちや仲の良い友人たちと時間も楽しみの一つ。安上がりだけど満ち足りた幸福がここにある。【商品解説】
著者紹介
松下竜一
- 略歴
- 1937年2月15日~2004年6月17日。作家、市民運動家。大分県生まれ。母親の急死により父親を手伝うため、大学進学を諦め、家業の豆腐屋を継ぐ。20代半ばより作歌を始め朝日歌壇にしばしば入選。69年、『豆腐屋の四季』を公刊、TVドラマ化されベストセラーになる。70年、豆腐屋廃業。上野英信を知り記録文学に目を開かれる。72年から「環境権」を掲げ豊前火力発電所建設反対運動に取り組み、敗訴するも31年にわたりミニコミ誌「草の根通信」を発行(380号で終刊)、全国の市民運動家に交流の場所を提供する。ノンフィクション『砦に拠る』、『ルイズ 父に貰いし名は』(講談社ノンフィクション賞受賞)、『怒りていう、逃亡には非ず』、エッセイ『いのちき してます』、児童文学『どろんこサブウ 谷津干潟を守る戦い』等の作品は、『松下竜一 その仕事』(全30巻)に収められた。
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