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商品説明
「粗忽長屋」は〈私とは何か〉という謎をめぐる物語、「堀の内」は〈笑いの本質〉についての深淵な哲学書…。笑える哲学書にして目眩へと誘う落語論。ウェブマガジン『あき地』連載に書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
笑える哲学書にして目眩へと誘う落語論、ここに誕生!
「粗忽長屋」は〈私とは何か〉という謎をめぐる物語であり、「堀の内」は〈笑いの本質〉についての深遠な哲学書。
そして「芝浜」には〈わたしたちの世界は夢ではないのか〉というテーマが秘められていた。
水道橋博士推薦!
定説「落語とは業の肯定である」ことを否定する――。
「哲学」の窓から「落語」を覗き、「落語」から「哲学」を想起する。
哲学者と落語家が、その職業的な「業」に於いて通底する噺の書。――水道橋博士【商品解説】
目次
- 「二つの世界」と落語:はじめに
- 1 「業の肯定」から「業の否定」へ:不条理からの解放
- ――「柳田格之進」
- 2 笑いの破壊力:非合理という故郷
- ――「堀の内」
- 3 この世は夢ではないのか(1):多世界解釈と可能世界
- ――「芝浜」
- 4 この世は夢ではないのか(2):眠りと海と酒
- ――「鼠穴」「芝浜」
- 5 「私」とはなにか(1:)私と世界
著者紹介
中村昇
- 略歴
- 〈中村昇〉1958年長崎県生まれ。中央大学文学部教授。著書に「いかにしてわたしは哲学にのめりこんだのか」「小林秀雄とウィトゲンシュタイン」「ホワイトヘッドの哲学」など。
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