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何度も窮地を乗り越える経営者たちの物語
2019/03/24 20:16
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投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説とはいえ実話を基にしているため、ドキュメンタリーに近い印象を受けました。経営者がどのようなことに喜び、苦しんでいるのかを知ることができました。慎重な判断もあれば直感的な決断もあり、救世主もいれば裏切り者もいます。
私は経営を経験したことはありませんが、経営者が直面する壁ってこの本に書かれている以上にあるんだろうか?と思うほど、様々な場面が書かれています。経営者は必読!というレビューがありましたが、経営者を目指す人にとっても教本になると思います。
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投稿者:オビー - この投稿者のレビュー一覧を見る
フェニックスというより、マグロのような、常に猛スピードで走らないと死んでしまうような人の会社再建物語。
一難去ってまた一難の嵐。
よかった〜!ええええ〜!!よかった〜〜!!!の繰り返しです。
事実は小説よりも奇なり。
ドラマ化しそうな気がします。
電子書籍
いや凄い
2018/11/12 13:41
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投稿者:さえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
販売員として、心揺さぶられまくりました
こんなに従業員に感謝する社長さんていらっしゃったんだなと そして従業員さんも凄い 経営が傾いてもやる気を失わず、働く場所に誇りを持ち、会社を支えていく 企業は人だと改めて思いました
この人ならと思ってもらえるような人に私もなれるように生きていこう
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企業の再生物語、固有名詞が一部変えられているが、ノンフィクション。
経済小説をよんでるようにも感じるが、ノンフィクションで、こんな何度も苦境を乗り越える様がすごい、まるでフィクションだけど、その困難がリアルすぎて、やはりノンフィクションなんだと気がつく。
いわゆる格安メガネ店、いろいろあるけど、最近ちょこちょこショッピングモールで目にする、オンデーズがこんな形で出来てきたのは知らなかったし、今度メガネを買うときはオンデーズで買ってみたい。
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お正月のドラマも見たけど、ドラマには無かったシンガポール進出以降もかなり面白かった。どこまでが事実でどこからがフィクションなんだろう。久々に熱くなる物語を読んだ。
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24みたいなストーリー。
次から次へとハプニングが訪れて疲れた。
ギリギリでクリアしてきたのはすごいと思うが、参考にすべきストーリーなのか。。
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僕は「任せる」ことと「放ったらかす」ことを完全に履き違えていただけだった
震災時メガネ支援活動
でも藤田が信じたなら、私達も信じます。必ず藤田を男にしてやってください
倒れる時は前向きに
仕事の苦しみは成長によって洗い流すしかない
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新しいことや、人と違うことをやろうとした時、多くの人は反対したり、うまくいかないと否定したりする。確かに失敗することもあるかもしれないが、そういう挑戦の先にしか、成功はないんだということを、これでもか、というくらいめちゃくちゃなピンチ、荒波を乗り越えてきたオンデーズから学ばせてもらった。
自分が悩んでること、気にしてることってほんとちっぽけだなーと思わせてくれたし、勇気と元気をもらった。
とてもじゃないけど真似はできないが(笑)前向きに挑戦し続ける自分でいたい。
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品川駅のデジタルサイネージで宣伝されていたので、購入しました。読み進めると、展開が速く飽きずに読むことができ、主人公の苦難をギリギリのところで乗り越えていくエピソードは、大変面白かったです。
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企業とは人が全てだということが改めてわかりました。こんな人がもっと出できて、日本を活気づかせて欲しいと思います。
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度重なる資金ショートの泥臭い場面や、競合の躍進、オンデーズの過去の様々な負債を乗り越えつつ、破天荒に躍進していく再生物語。
1. 「安さは安さに負ける」
2. ZARA:どこよりも早く流行をキャッチしてすぐに商品開発に反映させていき、売り場をどんどん変えていく。その結果「低価格なのにお洒落で品質が良いというイメージを消費者に持たせることに成功して、世界のアパレル業界を席巻してシェアを一気に広げた。
3. スローガン”目立つ”。世の中の会社は常に、目立つための競争をしている。会社も個人も。
4. 最大の勘違いはここだった。大事なのは、店舗の通行量よりも、店の前を歩く人達の「ショッピングのモチベーション」なのだ。つまりどれだけ沢山の人が店の前を歩いていようが、買い物をするつもりで歩いていない人たちに財布を開いてもらい、お金を出してもらうには、とてつもなく高いハードルがあったのだ。
5. 事業は資金さえあれば成功すると、本気でお考えなのですか?資金は確かに大切ですが、それ以上に重要なのは人ですよ。人を再生することなく、いたずらに資金ばかりを注入しても企業は絶対に再生などしませんよ。
6. 「任せる」ことと「ほったらかす」ことを完全に履き違えていた。
7. オンデーズがお客様に売らなければならないのは、安いメガネでもおしゃれなメガネでもなく「メガネをかけて見えるようになった素晴らしい世界」だったのだ。
8. 良いものが高いのは当たり前。「なんでこんな良い商品が、こんな金額で買えるんだ?」そうやって消費者を驚かすことができて、初めてプロの仕事と言えるんだと思うです。
9. 火事を消すには爆弾
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最近読書から離れてたのでリハビリ代わりに読んだ.
とくに可もなく不可もなくって内容でございました.
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債務超過の赤字企業が再生、成長実現していくストーリー。30代の社長目線で描かれており、悪戦苦闘するドラマとメガネという親しみやすい商材でイメージが沸きやすく一気に読めた。
過去に読み込んだ経営本の内容を思い出しながら、オンデーズで起きた事を整理しつつ読む事で経営に求められる要件の普遍性が見え非常に勉強になった。
・既存の商売に安さを足す事で従来品とは異なるマーケットを創出する
→ブルーオーシャン戦略。例え話で出ていた回転寿司は、業界トップ3社で2千億円の売上規模らしい。メガネも低価格化する事で医療器具からファッションアイテムに変わり、保有本数が増えマーケットが拡大した
・売上が全社で20億円足りないと伝えるだけでなく、1時間にあと1本メガネを売る方法を考えよう、と言い換える
→課題を手に負えるサイズへ分解、目標を細分化して社員を当事者にする
・新規オープン店舗での半額セールを成功させて士気を上げる。売上を増やし、利益率は下がるが利益額を稼ぎ短期的に必要なキャッシュを手に入れる
→利益は百難隠す・モチベーションを上げるEarlyWinの設計
仕事の苦しみは成長によって洗い流すしかない、という表現も出ており、これも結果を出す事で仕事の苦労が報われるという意味で利益は百難隠すの一部と感じた
・企業買収と言うと聞こえはいいが、決算書に出ない利権や人の感情を洗い流し再生させるには相当の経営技量がいる。参入する事業の専門家の協力も欠かせない。任せるとほったらかすは違う事であり、企業再生とは経営技量と度量を兼ね備えた経営者が任せられるチームを持って初めて成功するものだと感じた
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メガネチェーン「オンデーズ」の実話をベースにした小説風の読み物です。著者はオンデーズの田中社長。
多額の負債を抱えた負け組チェーンを、既存大手(JINSやZoffなど)とは異なる戦略(当初は一緒だった)で成長させ、海外での展開も加速するチェーンに育てた軌跡を知ることができます。実際にタイでもよくオンデーズを見かけます。
小売の知識、戦略も学ぶことができますし、今のH&Gもここが正念場。ここからの再生物語をこの小説の登場人物1人1人のように皆さんと創っていきたいと思います。
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感情がノリに乗った本。
順風満帆に行ってるように見えるけど、内情は山ほどのチャレンジと山ほどの危機を乗り越えてるんだなぁと感慨深かった。
自分はまだまだできるんじゃないか、といい意味で火を付けてくれた。やはり、自分の人生に多少のリスクを抱えつつ生きた方が楽しいんだろうな。
そう考えると、色んなことをしたくなってきた。
読んでて感じたのは、やっぱり仕事をするには「人」なんだなと。
結局全ては人がいて、そこには感情が流れる。だから、一見正しくて間違いが無いことだったとしても、感情が乗ることで別の方向性に向くこともある。
これは「当たり前のことなんだ」と感じた。そして、それを説得して自分のやりたいことにマッチさせて、実現のために死に物狂いで動く、これが本当に仕事を楽しんでることになるんだろう。
仕事をゲームに。まさにこれなんだろうな。
そしてすごく心に残った一文。
海外展開するためのリーダーを選ぶための面談で、田中社長が聞いた質問。
・部下をやたらと可愛がり、プライベートな感情とビジネス的な判断を切り分けられない面がある。ここに責任者としての不安がある。
これは自分にも刺さる気がした。気をつけないといけない点なんだろう。これは本当に肝に銘じよう。