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紙の本
技術者のための確率統計学 大学の基礎数学を本気で学ぶ
著者 中井悦司 (著)
機械学習に関連する数学の最も基礎となる確率統計学。その定義と定理をもとに、厳密に展開される議論を丁寧に解説する。各章末に演習問題、巻末に機械学習への応用例も収録。【「TR...
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商品説明
機械学習に関連する数学の最も基礎となる確率統計学。その定義と定理をもとに、厳密に展開される議論を丁寧に解説する。各章末に演習問題、巻末に機械学習への応用例も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
「技術者のための」と冠した数学書の第3弾ーー確率統計学
「機械学習を支える『数学』をもう一度しっかりと勉強したい」方々に向け、理工系の大学生が学ぶ『確率統計学』を基礎から解説した書籍です。
■本書の特徴
・機械学習を支える大学数学の3分野のうち、確率統計学を順序立てて学習できる(既刊『技術者のための基礎解析学』『技術者のための線形代数学』との姉妹編。これら3冊で大学数学の3分野を学ぶことができる)
・定義と定理をもとに、厳密に展開される議論を丁寧に説明している(再入門者に理解しやすい)
・各章の最後に理解を深めるための演習問題を用意
■対象読者
・大学1、2年のころに学んだ数学をもう一度、基礎から勉強したいエンジニア
※理系の高校数学の知識が前提となります。理工系の大学1、2年生が新規に学ぶ教科書としても利用いただけます。
確率統計学を扱う本書では、「コンピューターの乱数によるシミュレーションで現実世界の不確定な現象を再現する」ことを確率モデルの目標とすることで、抽象的な確率空間が果たす役割を明確にするというアプローチを取りました。その上で、条件付き確率や事象の独立性など、ともすれば直感的な理解にとどまりがちな点について、その基本的な性質をできるだけ厳密に導出することを心がけています。
ここには、確率空間の「仕組み」を理論的に理解するという意図があります。これにより、パラメトリック推定や仮説検定など、確率モデルを構成・検証する手続きについて、その役割をより明瞭に理解することができます。
また、「技術者のための」と冠した三部作(解析学・線形代数学・確率統計学)のまとめとして、本書の付録(Appendix A 機械学習への応用例)では、これらを総合した応用分野の1つである機械学習の基礎的なアルゴリズムについて、その原理を数学的な観点から解説します。
本書を含む三部作を通して、直感的な理解にとどまらない、「厳密な数学」の世界をあらためて振り返り、じっくりと味わっていただければ幸いです。
【商品解説】
目次
- Chapter 1 確率空間と確率変数
- 1.1 確率モデルの考え方
- 1.2 根元事象と確率の割り当て
- 1.3 条件付き確率と独立事象
- 1.4 確率変数と確率分布
- 1.5 主要な定理のまとめ
- 1.6 演習問題
- Chapter 2 離散型の確率分布
- 2.1 確率変数の期待値と分散
著者紹介
中井悦司
- 略歴
- 〈中井悦司〉1971年大阪生まれ。米系IT企業のCloud Solutions Architectとして活動。著書に「Docker実践入門」「ITエンジニアのための機械学習理論入門」など。
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