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紙の本
はだれ雪 下 (角川文庫)
著者 葉室麟 (著)
勘解由と祝言をあげた紗英。一方、大石内蔵助らは吉良邸討ち入りの準備を進めていた。決行されれば浅野内匠頭の“遺言”を聞いた勘解由も窮地に陥る。思い惑う紗英に勘解由は、自身の...
はだれ雪 下 (角川文庫)
はだれ雪 下
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- 税込価格:1,408円(12pt)
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商品説明
勘解由と祝言をあげた紗英。一方、大石内蔵助らは吉良邸討ち入りの準備を進めていた。決行されれば浅野内匠頭の“遺言”を聞いた勘解由も窮地に陥る。思い惑う紗英に勘解由は、自身の壮絶な過去を語り始め…。【「TRC MARC」の商品解説】
直木賞作家が描く、かつてない「忠臣蔵」!
江戸から扇野藩へ配流されてきた旗本・永井勘解由と、苦難を共にすることを決意した紗英。
流罪人である勘解由との祝言はささやかだったが、紗英は幸せだった。
一方、元赤穂藩の大石内蔵助らは、吉良邸討ち入りの準備を進めていた。
決行されれば、浅野内匠頭の“遺言”を聞いた勘解由も窮地に陥る。
他家の家臣のために命を顧みない勘解由の姿に思い惑う紗英に、勘解由は自身の壮絶な過去を語り始めた――。
信じるもの、愛する者のために自らを捧げた男女の高潔な志が胸を揺さぶる、感動の時代長篇。【商品解説】
著者紹介
葉室麟
- 略歴
- 1951年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で歴史文学賞を受賞しデビュー。07年『銀漢の賦』で松本清張賞を受賞し絶賛を浴びる。09年『いのちなりけり』と『秋月記』で、10年『花や散るらん』で、11年『恋しぐれ』で、それぞれ直木賞候補となり、12年『蜩ノ記』で直木賞を受賞。著書は他に『実朝の首』『橘花抄』『川あかり』『散り椿』『さわらびの譜』『風花帖』『峠しぐれ』『春雷』『山月庵茶会記』『蒼天見ゆ』など。いま最も注目される歴史・時代小説作家。
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心に染み入り、最後はハラハラ
2023/01/05 13:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ランディ・B/M - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤穂浪士討ち入りのフィクションのスピンアウト物語りだが、本当にこういうことがあったのではないかと思わせるようなストーリーで、勘解由と紗英の武士と武士の妻らしいふるまいに魅せられ、物語りに引き込まれた。日本人の失われた心や立ち振る舞いを見た想いがした。
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忠臣蔵のスピンオフ
2019/05/04 08:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
上手くまとめた小説で面白く読めた。主人公となる二人の心の交流がなんとも言えず、昔日の武家の心情とはこういうものだったのかと慮られた。緊張感のある中で、温かい遣り取りもあり、それが読む側にも希望になった。赤穂の大石内蔵助の懐の深さにも感じ入った。
勘解由が無事に江戸に着けるのか、着いても無事にでいれるのか、はたまた、紗英との将来はどうなるのか等々下巻では結構ドキドキ、やきもきしながらアッという間に読んでしまった。
葉室麟の小説の中で一番好きな小説かもしれない。