「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
石ノ森章太郎の物語 (サンエイムック)
著者 石ノ森 章太郎 (著)
故郷、トキワ荘、仲間たち、遊び、アニメ制作、そして手塚治虫と萬画宣言! 「青いマン華鏡」「トキワ荘物語」「まんが寄席」「怪談噺チャーイ」「吸血」など、石ノ森章太郎が自身を...
石ノ森章太郎の物語 (サンエイムック)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
故郷、トキワ荘、仲間たち、遊び、アニメ制作、そして手塚治虫と萬画宣言! 「青いマン華鏡」「トキワ荘物語」「まんが寄席」「怪談噺チャーイ」「吸血」など、石ノ森章太郎が自身を登場させた15作品を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
青いマン華鏡 | 3−33 | |
---|---|---|
トキワ荘物語 | 35−46 | |
ぼくの部屋にはベートーベンのデスマスクがあった | 47−76 |
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
もちろん手塚氏も出てきます
2021/03/02 05:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:石川誠壱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画の中に石森氏自身が登場している石森氏の作品だけを集める、というユニークな企画。この切り口は面白い! レコパル物やゴルフ漫画まで入れているのがサスガです。トキワ荘時代を舞台とした前半の収録作品には、ほぼ全部に「赤塚氏」が顔を出していて、そのたびに顔が違う(違うけど、常に可愛らしく描かれている)というのが興味深かったので、石森氏が出演している赤塚氏の作品というものが、もし多く見つかるものなら、それらを集めた一冊というのも読んでみたいと思いました。
紙の本
石ノ森章太郎が登場するマンガたちは意外に面白い
2018/09/15 23:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
2018年は石ノ森生誕80周年だそうだ。ということは没後20年ということになるが、そちらにはあまり触れられず、もっぱら生誕記念で語られることが多いのは何故だろう。
などということを考えながら、ファンとしてはそれにまつわるものが出るとつい目を通したくなってしまう。テレビドラマはまあ丁寧に作られていたようには思うが、ファンからすればすでに知っていることばかりだったようにも思う。
さらに、この本だ。
全集も揃えているので、今更読むべきものがあるとは思えなかったのだが。
それが、思ったより読み応えがあったというか、面白かったじゃないですか。
石ノ森が描いた自伝的マンガと、石ノ森自身がキャラクターとして登場するマンガが合わせて15編収められている、まさに『石ノ森章太郎の物語』である。
私にとって石ノ森の自伝的マンガと言えば「青いマン華鏡」であり、それが冒頭に収められているのがいい。あとは、何度も描かれているトキワ荘時代のものや、エッセイ・マンガとでも言って良いのかマンガ家仲間との交遊録のようなものなど、石ノ森はけっこう自分のことを描いていたのだと気づかされた。
後半の第二部には石ノ森がキャラクターの1人として登場するマンガが4編収められている。1960年代後半から70年代に描かれたもので、ホラー・テイストのものが多いというのはその頃の石ノ森の気分を表わしているのかもしれない。でも、今読んでも面白いし、ちょうどマンガが子ども向けから世代を広げつつあった頃のものなので、大人マンガのタッチのものがあったりして、それも面白い。
石ノ森章太郎というとすぐ『仮面ライダー』や『秘密戦隊ゴレンジャー』とか『サイボーグ009』とかが取り上げられることが多いが、意外にこの本のようなマンガの方が隠れた面白さがあって良かった。
なんだか久しぶりに、石ノ森マンガを読み倒してみたくなった。
紙の本
致命的な誤植あり
2018/08/12 18:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヨウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
石ノ森先生の作品といえば、1998年頃から単発で発売していたshotaro worldは今では手に入らないし、2006年頃に発売した萬画大全集はセット販売のみだったため、当時ファンの間では非常に不評でした。そのため手塚先生や藤本先生、水木先生のような手に入れやすい全集が残念ながらありません。
そのために読み切り短編作品に関しては、石ノ森関連本におまけで載ったりした作品を少ししか読んだことがなかったので、今回のこの本のように、自伝的短編を一冊にまとめた本を読むことができたのは良かったです。
ただし初版第1刷発行の本では以下のような致命的な誤植が二か所ありました。
↓
「1988年に60才で亡くなる…」とありますが、正しくは「1998年」です。また「34年間に及ぶ作家生活…」ではなく、「44年間」です。石ノ森ファンとしては、この部分に関して非常に残念に感じました…。