- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/08/25
- 出版社: フィルムアート社
- サイズ:21cm/498,12p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8459-1715-0
- 国内送料無料
紙の本
ならず者たちのギャラリー 誰が「名画」をつくりだしたのか?
レンブラントを雇い、才能を開花させた男、セザンヌの市場価値をつくった男、ピカソらキュビストを発見し、応援した男…。サザビーズの競売人が、美術史と美術品の価値に影響を与えた...
ならず者たちのギャラリー 誰が「名画」をつくりだしたのか?
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商品説明
レンブラントを雇い、才能を開花させた男、セザンヌの市場価値をつくった男、ピカソらキュビストを発見し、応援した男…。サザビーズの競売人が、美術史と美術品の価値に影響を与えた魅力的な画商たちを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
サザビーズの競売人(オークショニア)が案内する、美術史と美術品の価値に影響を与えた魅力的な画商列伝。
数量でははかることが難しく、美や質や稀少性といった概念によって左右される美術品の価値。
画商が売りこんでいるもの、それは漠然とした、はかり知れない、だが無限の値打ちをもったもの。
すなわち芸術家の天賦の才能である。
美術の世界でこれまで顧みられることのなかった画商という存在。
美術品を売ることに対して自身の想像力と創意工夫と、
そして説得力の限りを捧げた一群の魅力的な男たち(そして女たち)が登場!!
美術史に新たな角度から光を投げかける画期的な作品!!
オークション会社サザビーズのディレクター、フィリップ・フックが
今度は「画商」について語る!!
【本書に登場する画商の例】
レンブラントを雇い、才能を開花させた男 … ファン・アイレンブルフ
セザンヌの市場価値をつくった男 … アンブロワーズ・ヴォラール
ピカソらキュビストを発見し、応援した男 … ダニエル=アンリ・カーンワイラー
モディリアーニの水先案内人 … ポール・ギヨーム
征服者なのか寄生虫なのか、あるいはその中間のど【商品解説】
目次
- はじめに
- PartI ルネサンスと啓蒙主義の時代 画商という存在の誕生
- ◆第一章
- 画商と代理人(エージェント)たちの出現 ――画家、コレクターらが参入した十七世紀以前の取引
- ◆第二章 ペテン師から鑑定家へ ――変容する十八世紀の画商たち
- PartII 十九世紀 オールドマスターの画商と現代美術の画商
著者紹介
フィリップ・フック
- 略歴
- 〈フィリップ・フック〉ケンブリッジ大学で美術史の学位を取得。オークション会社サザビーズ取締役。印象派・近代美術部門のシニア・ディレクター。著書に「灰の中の名画」「印象派はこうして世界を征服した」など。
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紙の本
「名画」を世界にひろめた画商たちについてのお話
2019/03/25 10:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「名画」を世界にひろめた画商たちについて書かれた本である。
アメリカの美術館には、富豪たちから寄付された絵画がたくさんあるが、そうした富豪の傍らに、この本に出てくる画商たちがいたのだなぁとわかって面白かった。商売のためなら何でもする画商たちも少なくないようで読んでいて引いてしまう場面も多々あったが、こうした面々のおかげで、画家たちが描いたものが「名画」とされ世界に広まったのだなぁとも思った。