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小村雪岱挿繪集
物語に生命を吹き込んだ小村雪岱の描線。大正5年(1916)から歿する昭和15年(1940)までの雑誌掲載作品を中心に、江戸情趣あふれる「髷物」、現代物や児童物も網羅し集成...
小村雪岱挿繪集
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商品説明
物語に生命を吹き込んだ小村雪岱の描線。大正5年(1916)から歿する昭和15年(1940)までの雑誌掲載作品を中心に、江戸情趣あふれる「髷物」、現代物や児童物も網羅し集成。「雪岱調」の根幹に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
数多くの物語に生命を吹き込んだ、その描線
大正から昭和初期にかけて活躍した装幀家、挿絵画家、舞台装置家の雑誌、新聞の挿絵を集成。
◎350点以上の挿絵を媒体(雑誌・新聞)別に収録。
◎初公開!〈雪岱調〉成熟期の挿絵原画「両国梶之助」(鈴木彦次郎 「都新聞」昭和13~14年)も!【商品解説】
著者紹介
小村 雪岱
- 略歴
- 〈小村雪岱〉明治20〜昭和15年。埼玉県生まれ。東京美術学校日本画科選科卒業。装幀家。挿絵画家。
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紙の本
雪岱調にたくさん触れることのできる1冊
2018/11/10 18:30
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
小村雪岱が1916年から1940年に歿するまでに雑誌掲載された小説などに描いた挿絵などを集めた本。350点の図版が収められており、その多くに編者である真田幸治氏の解題が添えられている。
それぞれの図版を一幅の絵として味わいながらページをめくっていくだけでも十分楽しめるが、真田氏の解題を合わせて読むと、そこに時代背景や小村雪岱の交友関係や業績についても知ることができて面白かった。ただし、解題が本書の後半にまとめて置かれているので、ページをめくり絵を楽しみ、さらにページを繰って解題に行き着かねばならないので、少々読むのに手間取るところがあった。画集だと思えば良いのかもしれないが、本書のサイズや紙質などを考えるとそうでもなさそうなので、もう少し作品と解題を同時に見ることができると良かったように思う。それとも、こうした構成には何か意図したところ(まずは作品を楽しんでくれということだったのか)があったのかもしれないが。
小村雪岱のことを知ったのはそんなに古いことではない。たまたまNHK日曜美術館アートシーンで展覧会があることを知り、観に行ったところ惹きつけられてしまったのだが、決してメジャーな作家ではないのでなかなか作品に触れる機会が、その後もなかった。なので、このような本と巡り会えたのがうれしい。
同じ編者による小村雪岱の随筆集もあるとのことなので、そちらも手にしてみようと思う。
紙の本
小村雪岱
2023/05/25 16:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:向日性の未来派娘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小村雪岱の雑誌・新聞連載等の挿絵が載っています。
線の細かさが素敵でした。
当時の雰囲気を感じられてとても良かったです。