- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/09/12
- 出版社: 小学館
- レーベル: 少年サンデーコミックススペシャル
- サイズ:21cm/223p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-09-128616-1
紙の本
さいとう・たかを本 (SHONEN SUNDAY COMICS SPECIAL 漫画家本)
著者 さいとう・たかを (著)
漫画と漫画家を徹底解剖する! エンターテインメント一筋ゆえに、ともすると評価されることの少ない劇画の巨匠を、コミック史の正当な位置に置きなおそうと企画された、まるごと1...
さいとう・たかを本 (SHONEN SUNDAY COMICS SPECIAL 漫画家本)
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商品説明
漫画と漫画家を徹底解剖する!
エンターテインメント一筋ゆえに、ともすると評価されることの少ない劇画の巨匠を、コミック史の正当な位置に置きなおそうと企画された、まるごと1冊、「さいとう・たかを本」です。
代表作イラストギャラリー
総論 池上遼一「さいとう・たかを、とは何か?」
さいとう・たかを、40000字聞き書き「俺は劇画家だ!」
聞き書き 佐藤敏章
各論 厳選代表作10本、作品評
「台風五郎」高橋克彦
「007」みなもと太郎
「無用ノ介」夏目房之介
「ゴルゴ13」佐藤優
「影狩り」井沢元彦
「娼婦ナオミ夜話」小林亜星
「サバイバル」中野晴行
「いてまえ武尊」やまさき十三
「鬼平犯科帳」縄田一男
「仕掛人 藤枝梅安」本郷和人
特別インタビュー 石川フミヤス「ずっとファンだった」
元スタッフ特別鼎談 南波健二、甲良幹二郎、神田たけし
「若き日のさいとう・プロ」
復刻、伝説の「ゴリラマガジン」
全作品リスト
上記企画は、一部変更になる場合があります。
【商品解説】
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紙の本
巨匠の歴史がよくわかる
2020/11/04 08:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃっつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
さいとう・たかを先生はゴルゴ13の作者として有名ですが、漫画がまだ黎明期、トキワ荘や手塚治虫先生が主流のころに、大阪で「劇画」で頑張っていた方です。
サンデー、マガジンではあまり見なかったのですが、青年コミック誌の台頭で出会いました。
本書はさいとう・たかを先生の苦闘を様々な視点から記録してあり、極めて貴重なコミック史資料になっていると言えましょう。
紙の本
強い個性が時代を切り開く
2019/02/28 16:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの「ゴルゴ13」が2018年連載50年を迎えた。
ひとくちに50年といっても、半世紀になるわけだから、とてつもない時間の堆積である。
連載を始めた時、作者のさいとうたかを氏は32歳。
すでに劇画の一翼を担う漫画家だったが、まだまだ若い逸材だった。
もし、さいとうたかを氏がいなければ、日本の漫画の世界も全く違ったものであったかもしれない。
この本は一冊まるごと「さいとうたかを」で出来ている。
目次を見るだけで、さいとうたかをファンなら唸るに違いない。
まず劇画家池上遼一氏による総論「さいとうたかをとは何か」に始まり、作品各論が続く。
作品としては初期の「台風五郎」にはじまり、「無用ノ介」「影狩り」「ゴルゴ13」「鬼平犯科帳」などさいとう氏の代表作が並ぶ。
その執筆陣も高橋克彦氏、みなもと太郎氏、夏目房之介氏、佐藤優氏など多彩な顔触れである。
さらにはスペシャルインタビューとして、漫画家あだち充のインタビューがある。
「タッチ」を描いたあだち充氏とさいとう劇画は一見遠そうだが、あだち氏は学生時代からさいとう劇画のファンだったという。
そして、この本の中心ともいえるのが、さいとう氏の聞き書き「俺は劇画家だ!」。
副題に「もう一つの“トキワ荘物語”」とあるが、さいとう氏にとって手塚治虫さんを頂点とする子ども漫画があったからこそ、劇画という別の道を切り開いたともいえる。
この中で手塚治虫に会いにいくも、手塚の母堂に門前払いをされた挿話も披露している。
その他にもまぼろしの「台風五郎」の復刻や全作品リストなど、さいとうたかをファンなら絶対手が出る一冊だろう。
紙の本
ゴルゴ以外でも
2019/01/27 20:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
さいとう・たかをさんの作品は、ゴルゴ13以外では、読んではいませんでしたが、他の作品も濃い感じが表れていて、本当にこの人はすごい人なんだと感心させられる書籍です。