冷血な侯爵と偽りの婚約者 （ガブリエラ文庫）

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投稿者：SWW　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

読み進めるうちにヒロイン視点で読者もヒーローの印象が変わること。
背景を知ったからこそ言えなくなる本心のいじらしさ。

裏切らない作風は今回も健在で、
あっという間に読了。

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投稿者：vanilla　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

あらすじを読んで、何やら訳ありツンツン侯爵が健気で誠実おまけに美しく賢いヒロインに落ちる話と分かっていても火崎さんなら面白いんです。
往年の時代劇(一話完結)の面白さと安定・安心感に通じるものがある。火崎さんのＴＬで大きなハズレはありません。

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

貧乏伯爵令嬢ヒロインは家計のために身分を隠して仕事をしようとし、信頼あるツテから紹介された侯爵ヒーローの偽物の婚約者を務めることになる。
最初は辛辣で協力的ではない彼に憤りを感じていたが、互いの事情を明かすことになったことで信頼して距離を縮め、問題を乗り越えて本物の婚約者になる話。

理由があっても序盤の非協力的すぎるヒーローの態度が本当にひどかったので、ちゃんと糾弾できる豪胆ヒロインで安心したし、非礼には非礼で返すけど礼を尽くすなら同じように返すっていう真っ直ぐさにヒーローが絆されるのは納得。
終盤のすれ違いはヒーローが悪いと思うけど、ちゃんと周囲も納得する形で落ち着いて良かった。
いつものあとがき後日談は、今回それほど波乱もなく幸せになれそうな感じだったのはあとがきの尺の問題かな？
まぁ、今後起きそうな問題は本編の親戚付き合いの延長戦がメインだろうし、偽りの婚約者な状態で乗り越えた二人なんだから、今後も楽勝なのは間違いない。
ただ不満があるならもうちょっと読みたかったってことかな。
なんていうか、こじんまりと終わってしまったしね。

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投稿者：ぽぽ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

偽りの花嫁状態から徐々、お互いに惹かれあう描写が丁寧に書かれていたので、感情移入しやすくて、楽しめました。