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紙の本
YKK秘録 (講談社+α文庫)
著者 山崎拓 (著)
宮澤・細川・村山・橋本各政権成立時の経緯、「加藤の乱」の裏話、小泉政治の功罪…。これらはすべてYKK(山崎拓、加藤紘一、小泉純一郎)がらみで進行してきた。政界の中枢にいた...
YKK秘録 (講談社+α文庫)
YKK秘録
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商品説明
宮澤・細川・村山・橋本各政権成立時の経緯、「加藤の乱」の裏話、小泉政治の功罪…。これらはすべてYKK(山崎拓、加藤紘一、小泉純一郎)がらみで進行してきた。政界の中枢にいた男が綴る迫真のドキュメント。〔2016年刊の加筆、改筆〕【「TRC MARC」の商品解説】
安倍政治は終わった! かつて自民党は自由闊達に腹蔵なき議論が行われ、権力闘争を恐れなかった。それがまた、日本の成長の原動力となりえた。しかし昨今では「忖度党」に成り下がった。当選したい、党の支援が欲しいだけの議員が執行部の言いなりとなり、政治の活力は失われた。現状を危惧する老政治家が、命を賭して最後に問う「この国のかたち」。文庫化記念特別対談、故・加藤紘一氏への弔辞を収録。
安倍政治は終わった!
かつて自民党は多士済々、保守からリベラルまで優れた能力を持つ政治のプロフェッショナルが集い、自由闊達に、時に過激に腹蔵なき議論が行われ、権力闘争を恐れなかった。それがまた、日本の成長の原動力となりえた。
しかし昨今の自民党は「忖度党」に成り下がった。当選したい、党の支援が欲しいだけの議員たちは執行部の言いなりとなり、カネの差配で言論まで封じ込められている。
かつて経世会支配に対抗し、YKKを立ち上げ、故・加藤紘一、小泉純一郎とともに政界の中心で活躍した山崎拓は、深い悔恨とともに現在の自民党のありかた、ひいては日本の未来に大きな危惧の念を抱く。
かつて政界の中枢にいた山崎拓氏が、議員初当選以来、議員手帳に細かく正確に記録しつづけて来た政界秘話(秘密会合の場所から参加者、会話の内容や態度に感じられたその思惑まで)をもとに生き生きとしたストーリーとして活写し、政治本としては異例のベストセラーになった『YKK秘録』を文庫化。新規に対談、故・加藤紘一氏葬儀の際読み上げた弔辞を加え、日本のあるべき姿を指し示す。文字通り、老政治家の「遺言」といえる1冊。【商品解説】
目次
- 序 章 運命の日
- 第1章 55年体制崩壊──宇野宗佑、海部俊樹、宮澤喜一内閣
- 第2章 小沢一郎の暗躍──細川護煕、羽田孜内閣
- 第3章 自・社・さ新時代──村山富市、橋本龍太郎内閣
- 第4章 「加藤の乱」の真相──小渕恵三、森喜朗内閣
- 第5章 小泉純一郎首相の誕生、自民党幹事長に就任
著者紹介
山崎拓
- 略歴
- 1936年、現在の中国・大連市生まれ。福岡県立修猷館高校・早稲田大学第一商学部卒業。67年に福岡県議会議員に当選、72年に衆議院議員に初当選(加藤紘一、小泉純一郎も同期)。当選12回。防衛庁長官、建設大臣、自民党政調会長、幹事長、副総裁などを歴任。90年頃から、自民党の経世会支配を批判し、加藤、小泉とともに「YKK」を結成して、活躍した。2012年に近未来政治研究会(山崎派)の会長を辞任。最高顧問に就任。現在、大和大学政治経済学部特任教授を務めるほか、マスコミ等を通じ鋭い政治評論を行うなど、在野から各般の政治問題についての卓見を発信している。
著書には『2010年日本実現』(ダイヤモンド社)、『憲法改正』(生産性出版)などがある。
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