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紙の本
みんな彗星を見ていた 私的キリシタン探訪記 (文春文庫)
著者 星野博美 (著)
東と西が出会ったとき、何が起きたのか? 多くの謎が潜む、キリシタンの世紀。長崎からバレンシア、バスクまで、時代を生き抜いた宣教師や信徒の足跡を辿り、新たな視点で伝える。〔...
みんな彗星を見ていた 私的キリシタン探訪記 (文春文庫)
みんな彗星を見ていた 私的キリシタン探訪記
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商品説明
東と西が出会ったとき、何が起きたのか? 多くの謎が潜む、キリシタンの世紀。長崎からバレンシア、バスクまで、時代を生き抜いた宣教師や信徒の足跡を辿り、新たな視点で伝える。〔2015年刊に以降の動きを一部反映〕【「TRC MARC」の商品解説】
「キリシタンの時代」とは何だったのか?
はるかな歴史の糸に導かれるように
著者は楽器・リュートに出会い、
長崎からスペインへと、
400年の時を駆ける旅に出ます。
遠い異国から海をわたってやって来た宣教師と、
救いを求め、命を賭した信徒たち。
多くの殉教者を出した迫害の果てに、
彼らが辿りついたものとはーー。
世界文化遺産の陰に埋もれた
真実を照らします。
作家・三浦しをんさんも絶賛する、
異文化漂流ノンフィクションの傑作です。
解説・若松英輔【商品解説】
海を渡ってきた宣教師と、信仰に命を賭した数多のキリシタンたち。美しくも凄惨な歴史をたどる異文化漂流ノンフィクションの傑作。【本の内容】
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紙の本
日本人として知っておくべき事を教えてくれる労作です。
2023/03/12 13:28
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投稿者:クッキーパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
書評をみて『旅ごころはリュートに乗って』を読もうかと思ったのですが、先ずはこちらと本書を買ってはみたものの、暫しツン読になっていました。早速読むべきでした。これまで自分は注目したこともないリュートという楽器を著者は自らレッスンを受けたり、自分は見向きもしなかった日本のキリシタンの歴史を、そのために著者は運転免許まで取得して足でかせぎ、そしてスペインの地方まで訪れ、五感をフル回転して描いたそのエネルギーに圧倒されました。そして歴史は今に繋がっている、それが4世紀前の地方のことであれ、日本で起こったことを日本人として知っておくことが大切だと痛感します。「殉教」とは何か、「信じる」とはどういうことかなど様々なことを考えるきっかけを与えてくれる労作です。また著者は分からんことは分からんと言える実直な、素直なお人柄と感じます。欲を言えば、もう少し関連の地図とか図柄などを掲載してくれれば嬉しいですが、自分で調べるべきですね。機会があれば長崎にも行ってみたいものです。