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商品説明
大学病院で過酷な勤務に耐える平良祐介は、医局の最高権力者・赤石教授に3人の研修医の指導を指示される。さらに、赤石が論文データを捏造したと告発する怪文書が出回り、祐介は「犯人探し」を命じられ…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
知念実希人
- 略歴
- 〈知念実希人〉1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒。日本内科学会認定医。ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞した「誰がための刃」で作家デビュー。ほかの著書に「黒猫の小夜曲」など。
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紙の本
医師とは何か
2019/08/03 16:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アルテミス - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は一人の登場人物が医師としてどのように成長していくかについて書かれています。恋愛的な要素も多いのですが、医師としてのあり方に焦点を当てた作品だと思いました
電子書籍
知念実希人らしい内容
2019/04/26 17:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sato - この投稿者のレビュー一覧を見る
理不尽だったり切なかったり、でも最後は温かい。気持ちよく読み終えられる。
知念実希人らしい内容。読んで良かった。
紙の本
医療ものは
2019/04/04 18:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
従事した事はないけど、深い話が多く、つい惹かれてしまう。
また子供の頃、骨折して入院した為、看護師さんは本当に白衣の天使だと思った。これを読んで、医療従事者に感謝したい。
紙の本
帯の「ラスト30頁 あなたはきっと涙する」に偽りなし
2018/11/08 21:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とくさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
2つのストーリーが同時に展開される。
心臓外科医として6年研鑽を積んできた平良先生。教授から直々に研修医3名を勧誘するように命じられる。出来れば憧れの病院に行けるが、行けなければ心臓外科すら無い沖縄の病院に飛ばされてしまう。辛い生活を送る自らの姿を見せるべきか、それとも取り繕うだけかという判断を迫られる。しかし研修医は3人ともに個性的である一筋縄ではいかないことになってしまう、というのがストーリー1。
一方で、ある雑誌に教授の不正に関する告発が取り上げられる。情報をリークしたのは教授の地位を獲得しようとしている准教授か、医局長か、はたまた別の人間か―。その犯人探しも、ついでに命じられてしまう。もちろん出来なければ憧れの病院に行くことは出来ない。月日が経つにつれて、医局員の教授への信頼がどんどん失われていってしまい、平良先生も早く犯人を探さなければならなくなってしまう。この犯人探しがストーリー2。
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ミステリとしては在り来りな設定であるが、本作はミステリを楽しむものではなく、研修医との人間関係、医局との人間関係、そして自らの夢への努力などを楽しむものと思われる。大筋はストーリー2で、メインは教授の甥(1年後輩)との葛藤である。そこに付随してストーリー1が展開される。
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涙する、ということについては喜び、悲しみ、あるいはその両方あるかもしれない。ご都合主義的な場面もあるためそういうのが受け入れられ難い方にとっては冷める展開かもしれないが、読了感は高いため知念初心者という方にはぜひ読んでいただきたいと思う。
紙の本
ひとつむぎ
2019/03/07 17:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋大賞にノミネートされるまで知らなかった作品でした。作者が医師という事もあるのだろう、専門用語が多く、最初は戸惑いました。主人公が、あまりにも良い人だったので驚きました。
紙の本
面白かったです
2021/11/19 11:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
医局内で周囲との軋轢に悩みながらも、患者のことを第一に考え自分の道を進んでゆく一人の医者の話です。とても感動的なのですが、主人公がピュアで正しすぎます。特に後半の自己犠牲には、あまり現実味を感じませんでした。正しすぎる主人公…少し下町ロケットを彷彿とさせます。